ダイワの新製品「24シーボーグ100J」は、アングラーたちにとって待望の最小サイズの電動リール。この記事では24シーボーグ100Jの特長や使用方法、釣りの幅を広げるためのヒントを詳しくご紹介します。個人的に気になるのは、一つ上の番手になるシーボーグ200Jとの違いや、シマノの最小電動リール「フォースター200」との違い。このあたりも、簡単に比較してみてます。
TSURI TRENDS編集部船ライトゲーム向けの最小サイズの電動リールが24シーボーグ100J。カワハギやアジ、鯛ラバ、タチウオなど色んな釣りに使える出番の多いリールになりそうです！
24シーボーグ100Jの特徴
最軽量375gの魅力
24シーボーグ100Jは、ダイワ史上最軽量の375gという驚きの軽さを実現しています。「電動リール＝重たい」は昔の話。これだけ軽いと長時間の釣行でも疲れにくく、操作性や感度の向上に大きく貢献してくれます。
HYPERDRIVE DIGIGEARの採用
手巻き性能が向上したHYPERDRIVE DIGIGEARを採用し、滑らかで強力な巻心地を提供します。繊細なアクションが求められる釣りにも対応できます。
MAGMAXモーターの搭載
MAGMAXモーターはトルクと瞬発力を兼ね備えた特別なモーター。小型ながら最大ドラグ力7kg、JAFS基準巻上力6kgを実現し、さまざまな魚種に対応可能。
24シーボーグ100Jの使い方とインプレ
電動モバイルセッティングの活用
24シーボーグ100JはDAIWAアプリと連動。ライン入力やメンテナンス管理、機能設定などがスマホから簡単に行えます。
JOGパワーレバーの操作
中央にある「JOGパワーレバー」は親指一本で巻き上げやクラッチのオンオフが可能。ライトゲームで重要になるロッド操作に専念でき効率的な釣りが楽しめます。
ダイワの宮澤さんのレビューです。実際の手持ち姿を見ると分かりますが、かなりコンパクトですね。
狙える魚種やジャンル
ラインキャパシティと対応魚種
PE1号-300m、1.5号-200mのラインキャパシティがあります。タチウオ、マルイカ、アジ、イサキ、アマダイ、ヒラメ、カワハギ、鯛ラバなど、多彩な魚種をターゲットにできます。
電動スロー巻上げ機能の活用
人間だと微妙にスピードが変わってしまいますが、電動ルールならではの釣法であるスロー巻き上げ。電動スロー巻上げ機能を使うことで、巻き上げながら誘いを入れるなど繊細なアクションが可能。ゆっくり巻き上げることで、魚へのアピール度が増しヒット率が向上する事もできます。
TSURI TRENDS編集部反対に電動ジギングなんかだと、超スピード巻き上げが出来たりするので、船ライト釣りのルアーゲームなんかにも今後活用できそうな予感です
テクノロジーとメンテナンス
マグシールドボールベアリングのメリット
ダイワ独自のマグシールドボールベアリング（MAGSEALED BALL BEARING）は、水や異物の侵入を防ぎ、長期間にわたって滑らかな回転性能を維持します。リールの寿命が延び、メンテナンスも容易です。
電子ドラグサウンドの設定
アングラーのテンションを高めるドラグサウンドは3種類の電子音から選択可能。高音、中音、低音から好みに合わせて設定でき、釣りの楽しさをさらに引き立てます。
24シーボーグ100Jの操作方法とコツ
初めての設定方法
シーボーグ100Jを初めて使う際には、DAIWAアプリを利用してリールの設定を行いましょう。ラインの入力やメンテナンスの管理が簡単に行えるため、初心者でも安心して使えます。
ラインの入力手順
- スマホでDAIWAアプリを立ち上げ、電動リールセッティングツールを選択します。
- メニュー画面で「糸入力（P1）」を選択し、設定を進めます。
- 電動リールの電源を入れ、スマホをタッチして設定を完了します。
釣行中の操作のポイント
JOGパワーレバーの使い方
JOGパワーレバーを使って、親指一本で簡単に巻き上げやクラッチのオンオフができます。これにより、片手でロッド操作を行いながら、もう片手でリールの操作が可能です。
スロー巻き上げ機能の活用
電動スロー巻上げ機能を利用することで、繊細な釣り方が求められる場面でも安定した巻き上げが可能です。これにより、特にアジやイカなどの魚種を狙う際に効果的です。
釣行後のメンテナンス
TSURI TRENDS編集部電動リールは割と塩ガミし易い印象があるので、しっかりと水洗いしてメンテナンスしましょう。出来れば年1回オーバーホールに出すと一番良いと思います
リールの洗浄と保管方法
釣行後は、リールをしっかりと洗浄し、乾燥させてから保管することが大切です。MAGSEALED BALL BEARINGによって水や異物の侵入が防がれていますが、定期的なメンテナンスを行うことでリールの性能を長期間維持できます。
アプリを使ったメンテナンス管理
DAIWAアプリを利用して、リールの使用履歴やメンテナンスの記録を管理しましょう。これにより、リールの状態を常に把握し、適切なタイミングでメンテナンスを行うことができます。
24シーボーグ100Jを最大限に活用するためのヒント
ターゲット魚種ごとの最適な設定
タチウオ釣りの設定例
タチウオ釣りでは、スロー巻き上げ機能を活用し、繊細なアクションを与えることでヒット率が高まります。また、ラインキャパシティPE1号-300mを活かして深場のタチウオを狙うことができます。
アジ釣りの設定例
アジ釣りでは、電動スロー巻上げ機能とJOGパワーレバーの組み合わせが有効です。アジの食い込みをよくするために、微妙なアクションを与えることが重要です。
季節ごとの釣行計画
春から夏のおすすめ釣行
春から夏にかけては、マルイカやアジなどのライトゲームが楽しめます。24シーボーグ100Jの軽量さと高感度を活かし、快適な釣行を計画しましょう。
秋から冬のおすすめ釣行
秋から冬にかけては、タチウオやヒラメなどの大物を狙う釣りが最適です。シーボーグ100Jの強力なドラグ力と滑らかな巻心地を活かして、大物を確実に取り込みましょう。
24シーボーグ100Jと22シーボーグ200Jの比較
共通点
- JOGパワーレバー: 両機種とも親指一本で巻き上げやクラッチのオンオフを可能にするJOGパワーレバーを採用。
- MAGMAXモーター: 両機種とも高いトルクと瞬発力を持つMAGMAXモーターを搭載。
- MAGSEALED BALL BEARING: 水や異物の侵入を防ぎ、滑らかな回転を維持するMAGSEALED BALL BEARINGを採用。
主要スペックの違い
TSURI TRENDS編集部24 シーボーグ100Jはダブルハンドル仕様のみです。最初から左ハンドル100JLが用意されているのは嬉しい点です
| 項目 | 24シーボーグ100J | シーボーグ200J |
|---|---|---|
| 自重 | 375g | 490g |
| ギア比 | 5.1 | 5.1 |
| 標準巻糸量（PE） | 1号-300m, 1.5号-200m | 1.5号-450m, 2号-300m, 3号-200m |
| ハンドルアーム長 | 110mm | 65mm（シングル）, 110mm（ダブル） |
| ベアリング数（ボール/ローラー） | 13 | 12/1 |
| 最大ドラグ力 | 7kg | 10kg |
| 最大巻上力 | 18kg | 28kg |
| 常用巻上速度（1kg負荷時） | 130m/分 | 155m/分 |
| JAFS基準巻上力 | 6kg | 10kg |
| JAFS基準巻上速度 | 180m/分 | 195m/分 |
| ハンドルノブ交換サイズ | S | S |
| ハンドルノブ仕様 | EVA | EVA |
| 本体価格 | 102,200円 | 89,000円 |
特徴の比較
24シーボーグ100Jの特徴
- 軽量: ダイワ史上最軽量の375g。長時間の釣行でも疲れにくい。
- HYPERDRIVE DIGIGEAR: 手巻き性能を向上させ、滑らかで強力な巻心地を実現。
- MAGMAXモーター: 高トルクと瞬発力を持つモーターで、最大ドラグ力7kgを実現。
- 電動モバイルセッティング: スマホアプリと連動してリール設定が可能。
シーボーグ200Jの特徴
- パワフル: 最大ドラグ力10kg、最大巻上力28kgと強力。
- 多機能: 電動スロー巻上げ、デプスアラーム、電子ドラグサウンドなどの高度な機能を搭載。
- バリエーション: シングルハンドルとダブルハンドルの選択が可能。
24シーボーグ100Jとフォースマスター200の比較
主要スペックの違い
| 項目 | 24シーボーグ100J | フォースマスター200 |
|---|---|---|
| 自重 | 375g | 395g |
| ギア比 | 5.1 | 8.2 |
| 標準巻糸量（PE） | 1号-300m, 1.5号-200m | 0.8号-270m, 1号-220m, 1.5号-150m |
| ハンドルアーム長 | 110mm | 60mm（シングル）, 55mm（ダブル） |
| ベアリング数（ボール/ローラー） | 13 | 9/1 |
| 最大ドラグ力 | 7kg | 5kg |
| 常用巻上速度（1kg負荷時） | 130m/分 | 148m/分 |
| 巻上力 | 6kg（JAFS基準巻上力） | 3kg（実用巻上持久力） |
| ハンドルノブ交換サイズ | S | B |
| ハンドルノブ仕様 | EVA | EVA |
| メーカー希望本体価格 | 102,200円 | 86,600円 |
特徴の比較
24シーボーグ100Jの特徴
- 軽量: ダイワ史上最軽量の375g。長時間の釣行でも疲れにくい。
- HYPERDRIVE DIGIGEAR: 手巻き性能を向上させ、滑らかで強力な巻心地を実現。
- MAGMAXモーター: 高トルクと瞬発力を持つモーターで、最大ドラグ力7kgを実現。
- 電動モバイルセッティング: スマホアプリと連動してリール設定が可能。
フォースマスター200の特徴
- 軽量コンパクト: 自重395g、電動リールとしては非常に軽量。
- MUTEKI MOTOR+: 高速な仕掛け回収スピードを実現し、最大巻上速度195m/分。
- タッチドライブ: 親指一本で巻き上げ速度を調整できる機能。
- 電動等速巻制御: 水深に関わらず一定速度での巻上げが可能。
- スピードクラッチ: クラッチのON/OFFがスムーズに行える。
- 探見丸スケール: 簡易魚探機能でリアルタイムの海底情報を表示。
コンパクトで最軽量な24シーボーグ100Jが欲しくなる！
24シーボーグ100Jは軽量で高性能なコンパクト電動リールとしてアングラーに新たな体験を提供してくれるリール。このリールを使えば釣りの幅が広がり、より楽しい時間を過ごすことができるでしょう。長時間の釣行でも疲れにくく、操作性や感度に優れた24シーボーグ100Jをぜひお試しください！
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