25コルト ボートアジング登場!高感度と粘りでギガアジまで獲れる最新バチコンロッドの実力

25コルト ボートアジング

アジングロッドの名門「コルト」シリーズに、ついにボートアジング専用モデルが登場しました。2025年リリースの「25コルト ボートアジング」は、従来の高感度性能をさらに進化させつつ、ギガアジやテラアジといった大型個体にも余裕で対応できる粘り強さを兼ね備えた最新モデルです。ラインナップはベイトとスピニング合わせて3モデル。バチコンアジングからボートからのジグ単アジングまで幅広い釣法をカバー。豆アジからギガアジまでを楽しめる懐の深さが魅力です。

本記事では、25コルト ボートアジングの特徴や各モデルのスペック、実釣インプレッションを詳しく解説します。これからボートアジングに挑戦したい方や、新たなロッド選びを検討しているアングラーにとって必見の内容です。

目次

25コルト ボートアジングとは?新モデル登場の背景と特徴

アジングといえば、繊細なアタリをいかに掛けにいくかが勝負の釣りとして多くのアングラーに愛されています。中でもオリムピックの「コルト」シリーズは、その圧倒的な高感度と軽快な操作性で、多くの釣り人から支持を集めてきました。そして2025年、そのコルトシリーズに待望のボートアジング専用モデル「25コルト・ボートアジング」が登場しました。

ボートアジングは近年注目を集めている釣りスタイルで、いわゆる“バチコンアジング”やボートからのジグ単アジングなど、岸からでは狙いにくいポイントを攻略できるのが最大の魅力です。従来のアジングロッドではパワー不足や長さの違いによる操作性の問題がありましたが、今回の25コルト・ボートアジングは、そうしたニーズに応えるべく開発されました。

このロッドの大きな特徴は、コルトらしい「高感度」をしっかりと継承しつつ、ギガアジやテラアジと呼ばれる大型個体にも対応できる「粘り」をブランクスに持たせている点です。豆アジから大型まで幅広く対応できるため、まさに“ボートアジングの決定版”とも呼べる仕上がりになっています。

さらに、ラインナップにはベイトモデルとスピニングモデルの両方が揃い、アングラーのスタイルに合わせて選択可能。バーチカルに攻めるか、キャストで広範囲を探るか、状況に合わせた戦略を立てられるのも大きな魅力です。これまで岸からのアジングに慣れていた釣り人も、この新モデルを手にすることで新たな世界が広がることでしょう。

3モデルのラインナップ解説|バーチカル&ジグ単対応で幅広く楽しめる

3つのラインナップ
3つのラインナップ

25コルト・ボートアジングは大きく分けて3つのモデルがラインナップされています。それぞれが異なるシーンに特化して設計されており、釣り人のスタイルや狙うレンジによってベストな選択が可能です。ここでは各モデルの特徴とスペックを詳しく見ていきましょう。

GCORBC-602L-HS(ベイト・バーチカルモデル)

GCORBC-602L-HS(ベイト・バーチカルモデル)
GCORBC-602L-HS(ベイト・バーチカルモデル)

このモデルは、いわゆる“バチコンアジング”に最適化されたベイトモデルです。バーチカル(縦の釣り)でリグを落とし込み、カウンター付きリールを組み合わせることで、狙ったレンジを的確に攻略できます。長さは6フィートと短めで、取り回しが非常に良く、船上での操作性も抜群です。

最大70gのリグに対応するパワーを備えており、激流やディープエリアでも十分に対応可能。さらに、ハードソリッドティップによって繊細なアタリも逃さず拾えるので、アジング特有の“コツッ”というバイトを確実に掛けにいけます。インプレでも「ギガアジとのファイトでも粘り強く、口切れを防ぎながらランディングできた」と高評価を得ています。

スペック

  • Length:1.83m(6’0”)
  • Power:L(ライト)
  • Action:Fast(ファースト)
  • Weight:74g
  • Close:94.1cm
  • Top Dia:0.7mm
  • Section:2pcs
  • Lure:MAX 70g
  • Line:PE MAX1.0
  • Price:30,000円(税抜)

GCORBS-602L-HS(スピニング・バーチカルモデル)

GCORBS-602L-HS(スピニング・バーチカルモデル)
GCORBS-602L-HS(スピニング・バーチカルモデル)

602L-HSはスピニングのバーチカルモデル。ベイトタックルに比べて扱いやすさがあり、細いラインを活かした繊細なやり取りを楽しめます。特にライトラインでのファイトでは、ドラグを駆使しながら大型アジを浮かせる過程に独特のスリルがあり、釣り人を夢中にさせます。

このモデルもハードソリッドティップを搭載し、超先調子でバイトを拾う能力が高いのが特長です。キャストによる広範囲攻略も可能で、ボートアジングにおける万能型として活躍してくれる一本といえるでしょう。

スペック

  • Length:1.83m(6’0”)
  • Power:L(ライト)
  • Action:Fast(ファースト)
  • Weight:66g
  • Close:94.1cm
  • Top Dia:0.7mm
  • Section:2pcs
  • Lure:MAX 70g
  • Line:PE MAX1.0
  • Price:30,000円(税抜)

GCORBS-542UL-S(スピニング・ジグ単モデル)

GCORBS-542UL-S(スピニング・ジグ単モデル)
GCORBS-542UL-S(スピニング・ジグ単モデル)

542UL-Sはボートからのジグ単に特化したスピニングモデルです。1.62mというショートレングスは、ボートからのピンポイントキャストに非常に適しており、狭い船上でも扱いやすさが際立ちます。最大5gまでのリグに対応、豆アジの繊細なアタリも表現力豊かに捉えることができます。

表層に浮いたアジを軽量ジグ単で狙う釣りから、ボトム付近に潜むアジを重めのリグで攻めることも可能。柔軟性のあるブランクスは小型アジでも大きく曲がり、かつ尺アジ以上を相手にしても破綻しないバランス設計となっています。もちろん、ボートだけではなく岸からでも使える汎用性の高さも魅力です。

スペック

  • Length:1.62m(5’4”)
  • Power:UL(ウルトラライト)
  • Action:Fast(ファースト)
  • Weight:57g
  • Close:83.4cm
  • Top Dia:0.7mm
  • Section:2pcs
  • Lure:MAX 5g
  • Line:PE MAX0.6
  • Price:29,000円(税抜)

高感度と粘りを両立するブランクス設計の秘密

25コルト・ボートアジングが持つ最大の強みは、「高感度」と「粘り強さ」という、一見相反する性能を高いレベルで両立している点にあります。アジングでは豆アジの小さなアタリを確実に拾うための感度が求められる一方、ギガアジやテラアジクラスになると強烈な引きに耐えるバットパワーが必要になります。従来のロッドでは、どちらかに偏りがちな設計が多かったのですが、このロッドはそのバランスを徹底的に突き詰めています。

ハードソリッドティップによる繊細な操作性

ティップ部には高強度カーボンソリッドを採用。特に602L-HSに搭載されたハードソリッドティップは、まさに“センサーソリッド”とも呼べる存在です。繊細なバイトを拾うだけでなく、操作性にも優れ、ルアーやリグの挙動を正確に伝えてくれます。これにより、アングラーはラインを通じて水中の状況を手に取るように感じ取ることができます。

また、ジグ単モデルの542UL-Sではより柔軟なソリッドティップを搭載し、キャストでの使用を前提に「曲がり」と「粘り」を両立。小型のアジング専用リグでもしっかりと曲がり込み、違和感なく掛けにいける調子に仕上がっています。

ブランクス全体で生み出す粘りとパワー

ブランクス設計には低〜高弾性カーボンを適材適所で組み合わせており、軽量ながら張りのある特性を実現。特にバットセクションには「グラファイトクロスLV」を採用することで、軽さと強度を両立しつつ、ねじれや潰れに対する剛性を最適化しています。これにより、ギガアジとのファイトでも余裕を持って対応でき、口切れを防ぎながらランディングに持ち込める粘りを備えています。

この設計思想は、まさに「掛けて獲る」アジングの醍醐味をそのまま体感できる仕様といえるでしょう。細身でありながらも頼れるブランクスは、実釣の場でその真価を発揮します。

インプレ

25コルト・ボートアジングは、開発段階からフィールドテスターによる実釣テストが繰り返されており、その性能はすでに多くの釣行で実証されています。ここでは、実際の使用感や釣果を交えてご紹介します。

繊細なアタリを確実に掛ける

ジグ単モデルの542UL-Sを使用した際、驚かされたのはアジ特有の「コツッ」という小さなアタリや「フッ」と気配がきえる吸い込みアタリを逃さず拾える感度の高さ。ティップがよく曲がり込み、掛けた瞬間の手応えがしっかりと伝わるため非常に楽しくなります。ロッド全体が気持ちよく曲がり込み、掛けている時間そのものを楽しめるのが印象的です。

ギガアジとのファイトで見せる粘り

ベイトモデルやスピニングバーチカルモデルでは尺オーバーのアジとのファイトでその真価を発揮。特に紀北エリアで行われたバチコンアジングの実釣では、30cmを超える良型アジを相手にしても、ロッドがしっかりと曲がり込みながらも折れる不安を全く感じさせませんでした。強烈な突っ込みに対しても、粘り強いバットが受け止め、無理なく浮かせることができています。

バーチカルモデルの実釣動画

陸っぱりでも楽しめる汎用性

さらに見逃せないのは、542UL-Sのようなジグ単モデルが陸っぱりでも十分に使える点です。通常、ボート専用モデルは船上での使用に特化しすぎて汎用性が低い場合もありますが、このモデルは短めのレングスながらもキャスト性能が高く、港湾部や漁港などの足場からのアジングでも問題なく使用可能です。「ボートも陸っぱりも両方楽しみたい」という釣り人にとっては、大きな魅力となるでしょう。

ボートジグ単モデルの実釣動画

バチコンアジング・ジグ単アジングでの使い分け

25コルト・ボートアジングの魅力は、バチコンアジングとジグ単アジングの両方に対応できるラインナップを揃えている点にあります。ボートアジングのシーンは多様で、潮の速さやアジのレンジによって必要とされるアプローチは大きく異なります。そのため、モデルごとの特徴を理解し、適材適所で使い分けることが釣果アップのカギとなります。

激流やディープエリアでのベイトモデルの強み

バチコンアジングの定番といえるのがベイトモデルのGCORBC-602L-HSです。最大70gのリグに対応できるパワーがあるため、潮流の速いポイントや水深のあるエリアでもしっかりとリグをコントロールできます。さらに、カウンター付きベイトリールとの組み合わせにより、正確なレンジ攻略が可能。アジの群れが映ったレンジをピンポイントで攻められるため、効率的な釣りが展開できます。

インプレでは「ディープエリアでの強みが際立つ」と高く評価されており、特に尺オーバーのアジが掛かった際も余裕を持ってやり取りできたとの事。まさに“バチコン専用機”として心強い一本です。

表層〜ボトム攻略に適したスピニングモデルの出番

スピニングモデルの542UL-S(ボートジグ単)や602L-HS(スピニングでバーチカル)は、キャストを交えた広範囲攻略に最適です。表層に浮いたアジを軽量ジグ単で狙う場面が多く、その際に繊細なティップが生きてきます。逆にボトム付近で群れを捉えた際は、少し重めのジグ単で落として狙うことも可能です。

実際の釣行インプレでは、「アジを掛けたときの曲がり込みが気持ちいい」という声や、さらに「ギガアジにも粘り強く対応できる」。表層からディープまで、オールラウンドに活躍できるのがスピニングモデルの魅力です。

釣行シーン別のベストセッティング例

バチコンアジング(激流・深場)
→ GCORBC-602L-HS(ベイトモデル)+PE0.6〜1号+リーダー2号程度

ジグ単アジング(表層〜中層狙い)
→ GCORBS-542UL-S(スピニングジグ単モデル)+PE0.2〜0.4号、またはフロロ3lb前後

オールラウンドな釣行(キャストとバーチカル併用)
→ GCORBS-602L-HS(スピニングバーチカルモデル)+PE0.4〜0.6号

このように釣行シーンに応じてモデルを選び分けることで、より効率的にアジングを楽しむことができます。

細部に宿るこだわりの仕様とデザイン

25コルト・ボートアジングはブランクスやティップ性能だけでなく、細部の仕様やデザインにもこだわりが見られます。こうした部分が実釣時の快適性を高め、釣り人の集中力を持続させる大切な要素となっています。

高視認性の蛍光オレンジスレッド

全モデル共通で、ティップ部のガイドスレッドには蛍光オレンジが採用されています。これにより、夜間やローライトの状況でもラインの動きを視覚的に把握しやすく、アタリの取りやすさが向上します。特にバチコンアジングのようにレンジを意識した釣りでは、この視認性の高さがアングラーのアドバンテージとなります。

リールシートの違いによる操作性の差

スピニングモデルにはオリムピック独自開発の「OP-01」カーボンリールシートや、軽量なVSSリールシートが採用されています。一方、ベイトモデルには高感度のECSリールシートを搭載。いずれも手に馴染みやすい設計で、長時間の釣行でもストレスなく操作できます。特にOP-01リールシートは、軽量化とブランクタッチのしやすさを兼ね備えており、繊細なアジングにおいて大きな武器となるでしょう。

フロントグリップレス仕様による軽快な操作感

全モデルに共通しているのが、フロントグリップレス仕様のセパレートグリップです。これにより大幅な軽量化が実現されており、片手での繊細なロッド操作が可能になります。特にジグ単アジングでは、ちょっとしたロッドワークでルアーの動きをコントロールすることが多く、この軽快な操作性が釣果に直結します。

さらに、ジョイント部にはスリップオーバーフェルール(逆並継)を採用しており、継ぎ目を感じさせないスムーズなベンディングカーブを描きます。実際に魚を掛けた際にも、まるでワンピースロッドのような自然な曲がりが楽しめるのも魅力です。

どんなアングラーにおすすめ

25コルト・ボートアジングは、幅広いターゲットや釣法に対応できるため、どのようなアングラーにも魅力的な選択肢となります。しかし、モデルごとの特性を理解することで、自分に最も合った一本を選ぶことができます。ここでは釣り人のタイプ別におすすめのモデルを紹介します。

初めてのボートアジングに挑戦する釣り人向け

これからボートアジングを始めたいと考えている方には、GCORBS-602L-HS(スピニング・バーチカルモデル)がおすすめです。扱いやすいスピニング仕様で、キャストもバーチカルも両方対応できる万能タイプ。繊細なアタリを取りやすく、なおかつ大型のアジにも対応できる粘りを備えているため、最初の一本に最適です。

ギガアジを狙うベテランアングラー向け

「ディープエリアでの大物勝負を楽しみたい」というベテランアングラーには、GCORBC-602L-HS(ベイト・バーチカルモデル)がぴったりです。最大70gまでのリグに対応できるため、潮の速いポイントや深場でも安定して使えます。カウンター付きリールと組み合わせればレンジを正確に刻めるため、大型の群れを効率よく攻略できるでしょう。

陸っぱりと兼用したいアングラー向け

ボートでも陸っぱりでもアジングを楽しみたい方には、GCORBS-542UL-S(スピニング・ジグ単モデル)をおすすめします。短めのレングスながらキャスト性能も高く、ボートでのジグ単はもちろん、港湾部や常夜灯周りでのジグ単アジングにも最適です。豆アジの数釣りから、不意に掛かるギガアジまで楽しめる守備範囲の広さは、ライトゲーマー多くのアングラーにとって非常に心強い武器になります。

まとめ

25コルト ボートアジング

25コルト・ボートアジングは、まさにボートアジング専用ロッドの決定版といえる仕上がりになっています。従来のコルトシリーズが持つ圧倒的な高感度はそのままに、大型アジをも獲り込める粘り強さを兼ね備えたブランクス設計。さらにベイト・スピニングの2タイプ、合計3モデルを展開することで、アングラーの釣り方やフィールドに合わせて選択できる自由度があります。

実釣インプレからも明らかなように、繊細なアタリを逃さず拾える一方、でかアジとのファイトでも安心してやり取りできる懐の深さは、多くの釣り人にとって魅力的。また、細部の仕様やデザインにも徹底的にこだわっており、釣行中の快適性や操作性を高めてくれるのも見逃せません。

これからボートアジングに挑戦したい初心者から、大型アジを専門的に狙うベテランアングラー、さらには陸っぱりと併用してライトゲーム全般を楽しみたい方まで。25コルト・ボートアジングは幅広い層のアングラーに新たな釣りの可能性を提供してくれるロッドです。

出典:オリムピック

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