25オシアEJが登場!6年ぶりのモデルチェンジで何が変わった?

25オシアEJ

シマノが誇るオフショアジギングロッドシリーズ「オシアEJ」に、6年ぶりのモデルチェンジとなる25オシアEJが登場しました。アングラー待望の新モデルは、進化した設計と機能で、電動ジギングの新しいスタンダードを築くこと間違いありません。本記事では、19オシアEJとの違いやスペック、新たな技術や改良ポイントについて詳しく解説します。

TSURI TRENDS編集部

年々ジギングがしんどくなるので、電動タックルも1つ用意したくなります。19オシアEJが出た時も同じ事を思いましたけどね・・・

25オシアEJは2025年1月頃に発売予定です

目次

新型「25オシアEJ」の特長と進化

理想の電動ジギングを実現する専用ブランクス設計

25オシアEJでは、電動ジギングに特化した専用ブランクスを新たに設計しました。この設計思想の基本は、ソフトティップ&ヘビーバットの組み合わせです。

  • ソフトティップ: ジャークのタイミングをつかみやすく、電動リールによるパワフルな巻き上げ時の衝撃を吸収。不必要なアクションを抑えます。
  • ヘビーバット: ジグ操作を主体的に行い、曲がりの支点を手元に寄せることでアングラーの負荷を軽減。ハイスピードジャークだけでなく、スローからミドルスピードのジャークにも対応可能です。
  • ファイト性能: 粘り強い曲がりで負荷を吸収し、身切れやバラシを防ぎます。魚とのやり取りもスムーズで、快適なファイトが可能です。

進化したガイドシステム

25オシアEJ
25オシアEJ

25オシアEJは、シマノ独自の技術で成形されたXガイド3Dチタンを搭載。これをスパイラルガイド仕様で配置することで、軽量化とトラブルレス性を両立しました。

  • 軽量化: ガイドをシングルフット化し、ロッド全体の持ち軽さと振り軽さを向上。
  • ラインブレイク防止: 凹凸のない一体構造でライン絡みを防ぎ、糸抜けのスムーズさも実現。
  • 高強度: 冷間鍛造技術を用いた高強度設計で、万が一のトラブル時も安心。

新開発のケーブルホルダー

電動ジギングのタックル運用を快適にするために、新しいケーブルホルダーを採用。ジャーク時のケーブルのバタつきを抑えつつ、瞬時に着脱可能な仕様で船上での操作性を向上させています。

TSURI TRENDS編集部

電動リールを使うと何気にケーブルが邪魔になることが多いので、こういうアイテムは良いですね。他のロッドにも使えるような汎用性の高いアイテムがあれば売れそう(知らないだけで、既にあるかもですが)

快適なリールシート&グリップ設計

25オシアEJ
25オシアEJ
  • リールシート: マルチフィットCI4+シートを採用し、電動リール装着時でも握りやすい設計。
  • フロントグリップ: Vホールドグリップにより、安定性とグリップ力が向上。両手でのジャークやファイト時の疲労軽減に寄与。
  • セミトリガーEVA: 自由度が高い形状で、さまざまなスタイルのアングラーに対応します。

25オシアEJのラインナップとスペック表

スクロールできます
品番全長(ft.)全長(m)継数(本)自重(g)先径(mm)ジグウェイト(g)適合ラインPE(号)最大ドラグ(kg)価格(円)
B63-36’3″1.9121632.3MAX 230MAX 3555,000円
B60-46’0″1.8321722.4MAX 300MAX 4656,000円
B510-55’10”1.7821692.5MAX 350MAX 5857,000円
B58-65’8″1.7321742.6MAX 400MAX 61058,000円

25オシアEJと19オシアEJの比較

25オシアEJ
25オシアEJ

オシアEJ「B63-3」という番手での比較になります

スクロールできます
項目25オシアEJ19オシアEJ違い
全長(ft.)6’3″6’3″同じ
全長(m)1.911.91同じ
自重(g)1631641g軽量化
仕舞寸法(cm)132.8130.0やや長く
継ぎ方式グリップジョイントグリップジョイント同じ
継数(本)22同じ
先径(mm)2.32.2ちょい太くなった
適合ジグウェイト(g)MAX 230MAX 230同じ
適合ラインPE(号)MAX 3MAX 3同じ
最大ドラグ(kg)55同じ
最大ドラグ角度(°)4545同じ
リールシート位置(mm)409409同じ
リールシートタイプDOWNLOCKDOWNLOCK同じ
カーボン含有率(%)94.980.0カーボン率がアップ
定価(円)55,000円54,600円価格が400円上昇

オシアEJに最適な電動リールは?

22ビーストマスター2000

オシアEJに最適な電動リールを選ぶ際には、電動ジギング特有の釣りスタイルやロッドの特性を考慮する必要があります。オシアEJに適した電動リールをいくつかご紹介します。

ビーストマスター2000(シマノ)

オシアEJはビーストマスター2000を想定した設計がされています。このモデルは、電動ジギングに最適化された性能を持ち、25オシアEJとの相性は抜群。EJモードと呼ばれる電動ジギングに特化したモードを搭載しており、ジャークの強さを、H(High)、M(Middle)、L(Low)の3パターンから選択することで、ジグの動きを意識的にチェンジ可能。

  • ハイスピードの巻き上げ性能(最大リトリーブ速度220m/分)。
  • パワフルなドラグ性能(最大25kg)で、大型魚にも対応可能。
  • 電動ジギング専用機能「EJモード」を搭載し、ジグの動きに合わせた細かい調整が可能。
  • 高耐久設計で、長時間の釣行にも安心。

フォースマスター2000(シマノ)

フォースマスター2000もオシアEJと組み合わせることで優れたパフォーマンスを発揮。

  • 高速巻き上げとパワーを兼ね備えた電動リール。
  • HAGANEボディ採用で剛性が高く、重いジグを使用する場面でも信頼性抜群。
  • 最大ドラグ力15kgで大型魚に対応。
  • ビーストマスターと比較して価格が抑えられており、手軽に電動ジギングを始めたいアングラーにも最適。
  • 中型から大型ターゲットに対応する汎用性の高さ。

シーボーグG300J(ダイワ)

シマノ製以外にも、ダイワのシーボーグG300JもオシアEJと組み合わせることができます。通常のシーボーグよりもモーターが強化されたモデルで、電動ジギングでの利用も視野に入れたモデルがG300J。

  • 高速巻き上げ性能と大トルクを両立。
  • ATD(オートマチックドラグシステム)で滑らかなドラグ性能を提供。
  • ジギングモードを搭載し、ジグアクションをサポート。
  • ライン放出のコントロールがしやすく、さまざまな水深に対応。
  • ジギング特化の機能で、オシアEJの性能を引き出すのに十分な能力。

インプレ

25オシアEJ
プロアングラーによるインプレ

ジャークの快適性
25オシアEJは、操作性の向上により、ジグを動かしやすく、ジャークの負担が軽減されています。ティップ部の柔軟性とバット部の強さが絶妙なバランスを形成しており、多彩なジャークアクションに対応可能です。

トラブルレス性能
ガイドシステムの進化により、ライン絡みや破損リスクが大幅に減少しました。スパイラルガイド仕様とXガイド3Dチタンの組み合わせで、安定したパフォーマンスを実現しています。

ファイト性能
電動リールの強力な巻き上げにも対応し、ロッド全体が曲がって負荷を吸収するため、バラシや身切れが少なく、魚とのやり取りが快適です。

まとめ

25オシアEJは、19オシアEJを土台にさらなる進化を遂げたモデル。軽量化や操作性、トラブルレス性の向上に加え、電動ジギング専用設計のブランクスや新しいケーブルホルダーなど、細部にわたる改良が施されています。初心者からベテランアングラーまで、あらゆる釣りシーンに対応できる性能を備えたこのロッドは、電動ジギングの楽しさをより深めることでしょう。電動ジギングを始めるなら25オシアEJは間違いなくおすすめの選択肢です!

25オシアEJは2025年1月頃に発売予定です

出典:シマノ

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