【徹底比較】シマノのオフショア用メタルジグ3選:タングマンブレード vs. タングマンH vs.メタルショットTG

今回はシマノのオフショア用メタルジグ3選、「オシア タングマンブレード」、「オシア タングマン H」、「オシア メタルショットTG ボートサワラ」を徹底比較し、それぞれの特徴と使い方について詳しくご紹介します。ちなみに「オシア タングマンブレード」、「オシア タングマン H」は2024年7月発売予定です。

編集部

メタルショットTGボートサワラを良く使ってます。タングマンブレードも使ってみたい!

目次

製品の概要

オシア タングマンブレード

  • 価格: 2,600円~2,800円(税別)
  • 重量: 40g, 50g
  • 特徴: タングステンボディ、ゴールドブレードとシルバーブレードの選択、広範囲のトレースが可能

オシア タングマン H

  • 価格: 2,400円~2,600円(税別)
  • 重量: 40g, 50g
  • 特徴: フロントバランス、速やかな水平バイブレーションフォール、軽やかなジャークアクション

オシア メタルショットTG ボートサワラ

  • 価格: 2,100円~2,380円(税別)
  • 重量: 32g, 40g
  • 特徴: 高比重タングステンボディ、コロラドタイプのブレード、高速リーリングでの安定したレンジキープ

各製品の特徴

1. オシア タングマンブレード

この製品は、タングステン素材を使用し、ゴールドブレードとシルバーブレードを標準装備しています。特に広範囲をトレースできる点が特徴で、高比重ボディにより浮き上がりにくく、一定レンジをキープしやすいです。ブレードの交換も自由自在で、釣り場の状況に応じてカスタマイズが可能です。

2. オシア タングマン H

タングマン Hはフロントバランスの薄型フラットサイドボディが特徴で、速やかな水平バイブレーションフォールと軽やかなジャークアクションを提供します。特に根魚やマダイなど、縦移動が苦手な魚に対して効果的です。また、Type-LJアシストフックが標準装備されており、パッケージから出してすぐに使用できます。

3. オシア メタルショットTG ボートサワラ

サワラ狙いに特化したメタルジグで、高比重タングステンボディにより、圧倒的な飛距離と速い沈降速度を実現しています。コロラドタイプのブレードとシングルフックを標準装備しており、高速リーリングでも安定したレンジキープが可能です。特にナブラ撃ちにおいて大きなアドバンテージがあります。

使用シーン別のおすすめポイント

遠投性能と広範囲のトレース

  • オシア タングマンブレードは、広範囲を探るのに最適。飛距離と安定した飛行姿勢で、遠投性能に優れています。

縦移動の苦手な魚を攻略

  • オシア タングマン Hは、フロントバランスにより縦移動の苦手な魚に効果的。根魚やマダイ、タチウオなどに最適です。

サワラ狙いに特化

  • オシア メタルショットTG ボートサワラは、サワラゲームで求められる要素をすべて満たしており、特に高速リーリングに強みがあります。

各製品の詳細なスペックとラインナップ

オシア タングマンブレード

スクロールできます
品番カラー全長(mm)重量(g)フック価格(円)
JU-B04XSRKイワシ6040#12,600
JU-B04XSグリキン6040#12,600
JU-B04XAZアカキン6040#12,600
JU-B04XAブルピン6040#12,600
JU-B04XSRKカタクチ6040#12,600
JU-B04Xエッジパールゴールド6040#12,600
JU-B05XSRKイワシ6250#12,800
JU-B05XSグリキン6250#12,800
JU-B05XAZアカキン6250#12,800
JU-B05XAブルピン6250#12,800
JU-B05XSRKカタクチ6250#12,800
JU-B05Xエッジパールゴールド6250#12,800

オシア タングマン H

オシア タングマン Hのスペック表

オシア タングマン H

スクロールできます
品番カラー全長(mm)重量(g)フック価格(円)
JU-T04QSRKイワシ6040Type LJ: SS2,400
JU-T04QSグリキン6040Type LJ: SS2,400
JU-T04QAZアカキン6040Type LJ: SS2,400
JU-T04QAブルピン6040Type LJ: SS2,400
JU-T04QZミラー6040Type LJ: SS2,400
JU-T04QSTGピンギン6040Type LJ: SS2,400
JU-T04QSチャートバック6040Type LJ: SS2,400
JU-T05QSRKイワシ6250Type LJ: SS2,600
JU-T05QSグリキン6250Type LJ: SS2,600
JU-T05QAZアカキン6250Type LJ: SS2,600
JU-T05QAブルピン6250Type LJ: SS2,600
JU-T05QZミラー6250Type LJ: SS2,600
JU-T05QSTGピンギン6250Type LJ: SS2,600
JU-T05QSチャートバック6250Type LJ: SS2,600

オシア メタルショットTG ボートサワラ

スクロールできます
品番カラー全長(mm)重量(g)価格(円)
JU-T32Wマイワシ32#82,100
JU-T32WグリーンGOLD32#82,100
JU-T32Wピンクキャンディ32#82,100
JU-T32Wピンクシルバー32#82,100
JU-T32Wアカキン32#82,100
JU-T32WシルバーUV32#82,100
JU-T32Wブルピンクイワシ32#82,100
JU-T40Wマイワシ40#82,380
JU-T40WグリーンGOLD40#82,380
JU-T40Wピンクキャンディ40#82,380
JU-T40Wピンクシルバー40#82,380
JU-T40Wアカキン40#82,380
JU-T40WシルバーUV40#82,380
JU-T40Wブルピンクイワシ40#82,380

プロアングラーによるインプレ

各製品について、実際に使用したアングラーの体験談とインプレッションを紹介します。

オシア タングマンブレードのインプレッション

アングラー: 角井 良隆さん

「オシア タングマンブレードを使って広島湾でサワラを狙いました。40gのジグを使用し、遠投してから一定速度でリトリーブしました。特にゴールドブレードが濁り潮で効果を発揮し、複数のサワラをヒットさせることができました。タングステン製のため、飛距離が出て、手返しが良いのも魅力です。」

オシア タングマン Hのインプレッション

アングラー: 吉田 誠さん

「大阪湾でオシア タングマン Hを使用しました。特に50gのバージョンは、根魚狙いに最適です。速やかな水平バイブレーションフォールと軽やかなジャークアクションで、マダイやタチウオを次々と釣り上げました。Type-LJアシストフックが標準装備されているため、すぐに使えるのも便利です。」

オシア メタルショットTG ボートサワラのインプレッション

アングラー: 鈴木 斉さん

「オシア メタルショットTG ボートサワラは、ボートからのサワラ狙いに特化したルアーです。特に高速リーリングでの使用に強みがあり、飛距離とレンジキープ力が優れています。東京湾での実釣では、速巻きとブレードの輝きでサワラを狂わせ、効率よく釣果を上げることができました。」

関連製品

  • オシア フォールショット: 深場での使用に適したジグで、タングマン Hと組み合わせて使うと効果的です。
  • タイプLJ アシストフック: タングマン Hに標準装備されているアシストフックですが、予備としても用意しておくと便利です。
  • オシアジガー MX4 PE: 高強度のPEラインで、タングマン Hとの相性も抜群です。

実践アドバイスとトラブルシューティング

実践アドバイス

1. 天候と水質に応じた選択

  • 晴天時: シルバーブレードやクリアカラーのルアーが効果的です。反射光が魚の注意を引きやすくなります。
  • 曇天時: ゴールドブレードや派手なカラーを使用すると、視認性が高まり、魚の興味を引きやすくなります。
  • 濁り潮: 明るい色やゴールド系のブレードが効果的です。魚に対する視覚的なアピールが強くなります。

2. タックルの選び方

  • ロッド: 遠投性能と感度が高いロッドを選びましょう。シマノの「ディアルーナBS S73M+」などがおすすめです。
  • リール: 高速リーリングが可能なハイギアモデルを選びます。シマノの「ツインパワー4000番」などが適しています。
  • ライン: 高強度のPEラインを使用し、適切なリーダーを組み合わせます。一般的には1.2号から1.5号のPEラインと25lbから30lbのリーダーが推奨されます。

トラブルシューティング

1. ルアーが暴れる

  • 原因: リトリーブ速度が速すぎるか、ロッドティップの位置が高すぎる場合があります。
  • 対策: リトリーブ速度を調整し、ロッドティップを下げてルアーの安定性を保ちます。

2. フックアウトが多い

  • 原因: フックの刺さりが浅いか、アワセが遅い可能性があります。
  • 対策: フックを適切なサイズに交換し、ヒット後すぐにしっかりとアワセを入れるよう心がけます。

3. ルアーが飛距離を出せない

  • 原因: キャスティングの技術やタックルのバランスに問題がある場合があります。
  • 対策: 適切なキャスティングフォームを練習し、ルアーウェイトとタックルのバランスを見直します。

釣行レポートとシーズン別の攻略法

春シーズンの攻略法

春は水温が上昇し、ベイトフィッシュの動きが活発になります。この時期は遠投性能を活かした広範囲のトレ

ースが効果的です。

オシア タングマンブレード

  • おすすめカラー: ゴールドブレード、シルバーブレード
  • 攻略法: 遠投して広範囲を探る。水温が上がり始める午前中が特に狙い目です。キャスト後の高速リトリーブでベイトフィッシュを演出し、サワラやタチウオを狙います。

釣行レポート
「広島湾で春先にオシア タングマンブレードを使用しました。朝まずめに遠投し、高速リトリーブで広範囲を探ったところ、ゴールドブレードに反応したタチウオが次々とヒットしました。水温が上昇する時期には特に効果的です。」

夏シーズンの攻略法

夏は水温が高く、魚の活性が最も高まる時期です。この時期は速いリトリーブとジャークアクションを組み合わせるのが効果的です。

オシア タングマン H

  • おすすめカラー: Sグリキン、AZアカキン
  • 攻略法: 速いリトリーブとショートジャークを組み合わせ、特に根魚やマダイを狙います。日中の高活性時には、フォールアクションも取り入れて魚の反応を確認します。

釣行レポート
「大阪湾での夏釣行でオシア タングマン Hを使用しました。50gのジグをショートジャークで操作し、根の際を攻めたところ、マダイがヒットしました。フォールアクションを多用することで、根魚の反応も良く、豊富な釣果を得られました。」

秋シーズンの攻略法

秋はベイトフィッシュが豊富で、魚がフィーディングタイムに積極的に動く時期です。この時期は広範囲を素早く探る戦略が効果的です。

オシア メタルショットTG ボートサワラ

  • おすすめカラー: マイワシ、グリーンGOLD
  • 攻略法: 高速リーリングで広範囲を素早く探り、ナブラ撃ちでサワラを狙います。ブレードのフラッシング効果で魚を誘い出します。

釣行レポート
「東京湾で秋のフィーディングタイムにオシア メタルショットTG ボートサワラを使用しました。高速リーリングで広範囲を探ったところ、ナブラ撃ちに成功し、サワラを次々とキャッチしました。ブレードのアピール力が高く、釣果に繋がりました。」

冬シーズンの攻略法

冬は水温が低く、魚の活性が低くなります。この時期はスローペースでの誘いが効果的です。

オシア タングマン H

  • おすすめカラー: Zミラー、STGピンギン
  • 攻略法: スローリトリーブとスロージャークで魚を誘い、特に根魚を狙います。魚が動きにくい時期なので、じっくりとした誘いが重要です。

釣行レポート
「紀伊半島で冬の釣行にオシア タングマン Hを使用しました。スロージャークで根の際を攻めたところ、カサゴやハタがヒットしました。水温が低い時期にはスローなアクションが有効であることを実感しました。」

最後に

シマノのオフショア用メタルジグ3選、「オシア タングマンブレード」、「オシア タングマン H」、「オシア メタルショットTG ボートサワラ」は、それぞれの特徴を活かしてシーズンごとの攻略法を実践することで、より高い釣果を期待できます。各製品の特性を理解し、適切に使い分けることで、釣りの楽しさと成果を最大限に引き出せるでしょう。

「オシア タングマンブレード」、「オシア タングマン H」は2024年7月リリース予定

出典:シマノ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次