【2025最新】スパイクシューズ(磯靴)おすすめモデル7選!磯釣りアングラーは要チェック!

磯釣りにおいて、釣果に関わる道具といえばロッドやリールを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし大切なのは「足元」であることをご存じでしょうか。アングラーにとって、スパイクシューズ(磯靴)は命を守る装備のひとつです。

本記事では、これから磯釣りを始めたいと考えている方、あるいは最初の1足に悩んでいる方へ向けて、2024〜2025年注目の最新スパイクシューズモデル7選を詳しく紹介するとともに、失敗しない選び方や釣行スタイル別のおすすめも解説していきます。釣果を得る前に、まずは安全な一歩目を選んでいきましょう!

目次

スパイクシューズ(磯靴)の重要性

磯釣りにおける転倒事故とそのリスク

磯釣りの魅力は、何と言っても潮の流れや地形を活かしたダイナミックな釣りが楽しめる点にあります。しかし同時に、滑りやすく、波にさらわれるリスクもある危険なフィールドであることを忘れてはいけません。

特に初心者は足元の状態に慣れていないため、乾いて見える岩でも海藻や苔でツルツル滑ることが多く、転倒や滑落によるケガ・命の危険すらあります。実際、釣行中に滑って骨折、打撲といった事例は少なくありません。

そのリスクを未然に防ぐために必要なのが、スパイクシューズです。一般的なスニーカーや長靴では得られない、強力なグリップ力と足場への食いつきを発揮し、滑りやすい岩場でも安全に移動ができます。

スパイクシューズが担う「安全装備」としての役割

スパイクシューズは「ただの靴」ではなく、ライフジャケットと同じく命を守るための装備として考えるべきアイテムです。ピンソールが岩場にしっかりと刺さることで足場を確保し、転倒や滑落のリスクを軽減します。

さらに、ハイカット構造のモデルであれば足首のホールド感も高く、ねんざや捻りによるケガを防止する効果もあります。

磯釣りは朝まずめや夕まずめなど、足元が暗くなりがちな時間帯での釣行も多くあります。そんなときに頼りになるのが、信頼できるスパイクシューズです。

特に初心者アングラーこそ、最初から信頼性の高いモデルを選ぶことで、安心して釣りに集中できる環境を整えることができます。

スパイクシューズの選び方|失敗しない4つのポイント

初心者がスパイクシューズを選ぶ際、見た目や価格だけで判断してしまうと後悔することも。ここでは、実際の釣行で役立つ4つのチェックポイントをわかりやすく解説します。

ソールの種類と地形

スパイクシューズには主に以下の2タイプのソールがあります。

  • ピンソール(ピンのみ):凹凸が大きい荒磯に最適。岩にしっかり食い込むため、安定した足場を確保しやすいです。
  • フェルト+ピンソール:苔や海藻が多い場所、濡れて滑りやすい場所に強いタイプ。フェルトが滑りを抑え、ピンが補助的に噛む構造です。

どちらが良いかは釣行するフィールドによって異なります。初心者の方は最初は「フェルト+ピン」タイプがバランス良く使えるのでおすすめです。

カットの高さと足首の保護性

スパイクシューズには「ローカット」「ミドルカット」「ハイカット」のタイプがありますが、磯釣りではハイカット一択と言っても過言ではありません。

足首をしっかりと固定することで、岩場での捻挫を防ぐことができ、移動時の安定性が格段に向上します。とくに磯場での移動に不慣れな初心者こそ、足首まで守ってくれるハイカットモデルを選ぶべきです。

ピンの素材と耐久性の違い

ピン部分の素材には以下のような種類があります。

  • ステンレスピン:価格が比較的安く、錆びにくい。コスパ重視のモデルに多い。
  • タングステンピン:非常に硬く、摩耗しにくい。グリップ力も高く、最近は主流になりつつある高性能素材です。

長く使うことを考えると、タングステン製のピンを選ぶと耐久性・安全性の面でも優れています

排水・軽量化の工夫が快適性を左右する

磯釣りでは波しぶきや水たまりなどで靴が濡れることが避けられません。そのため、水抜き構造(ドレインホール)や軽量ソールなどのギミックが施されているかどうかも重要です。

重たいシューズは歩行時に疲れやすくなり、長時間の釣行でパフォーマンスに影響します。初心者の方は「軽くて水が溜まらない靴」を基準にすると、快適さがまったく違います。

2025年最新!おすすめスパイクシューズ7選

ここからは、初心者アングラーにも扱いやすく、安全性・機能性ともに優れた最新のスパイクシューズを紹介していきます。各モデルの特徴に加え、インプレ(実際の使用感)も交えて解説しますので、ぜひ購入の参考にしてください。

がまかつ:G-SPEC フェルトスパイクシューズ GM-4549

2025年6月発売予定の本モデルは、がまかつの新フラッグシップ「G-SPEC」シリーズのスパイクシューズです。高い防水性(耐水圧15,000mm)と透湿性(10,000g/m²)を両立し、長時間の釣行でも足蒸れを抑えてくれます。

ソールは特殊合成ゴムとステンレスピンのハイブリッド仕様。荒磯でも滑りにくく、安心感が段違いです。また、インナーブーティー構造により足全体にフィットし、靴の中で足がズレにくい点もポイントです。

「夏場でもムレにくく、丸一日履いても疲れにくい」という声が多く、快適性と安全性のバランスが取れた1足といえるでしょう。

  • 定価:税抜¥39,800
  • タイプ:フェルト+ステンレスピン
  • おすすめ:全天候での釣行/通気性重視の方

シマノ:ロックショアガードブーツ カットラバーピンフェルト

シマノが磯・ロックショア専用に開発したFS-25XXシリーズは、タフな磯場でも高い安定感を発揮するカットラバーピンフェルトソールを搭載したスパイクシューズです。岩場へのグリップ力と苔・海藻への滑り止め効果を両立しており、特に滑りやすいポイントを狙うロックショアアングラーには非常に心強い1足です。

アッパーには耐久性に優れた素材が採用され、荒磯での擦れや波の跳ね返りにも強い構造。水抜けを考慮したソール設計により、濡れても重くなりにくく、渡船後の移動や長時間の立ち込みにも対応できます。

インプレでは「ピンの噛み付きがしっかりしていて、滑る気がしない」「フェルトだけでは不安だった足元が劇的に安定した」と好評。装着感も良好で、初心者でも安心して使えるモデルとして評価されています。

  • 定価:29,500円(税別)
  • タイプ:カットラバーピンフェルトソール
  • おすすめ:苔・海藻の多い磯/安定感と快適性を両立したい方

ダイワ:TGロックショアシューズ DS-3100TG

2024年10月発売のダイワの磯靴「DS-3100TG」は、瀬川良太テスターが監修し、ロックショアフィッシングに必要な要素を徹底的に詰め込んだ最新モデルです。最大の特長は、新設計のTGスパイクソールに搭載されたタングステンピン28本。従来比でピンの土台が約1.5倍に拡大されており、岩へのグリップ力が大幅に向上しています。

さらにこのソールは足の屈曲位置に合わせて設計されており、抜群の屈曲性能で歩行時のピン接地面積が増加。ファイト中やランディング時にも安定感を発揮します。アッパーには通気性と排水性に優れたメッシュ素材を採用し、長時間釣行でも蒸れにくく快適。足首部は柔軟素材で可動域が広く、歩きやすさも抜群です。

履き口にはシューレースフックを採用し、脱ぎ履きやフィット調整もスムーズ。ノンスリップインソールが靴内のズレを防ぎ、足と一体化するような安定感を生み出しています。EVAミッドソールによるクッション性も高く、長時間の釣行での疲労も軽減されます。

インプレでは「硬いのに柔らかい」「滑る心配が減った」「長距離を歩いても疲れにくい」など非常に高評価。ロックショアゲームを本格的に始めたいアングラーにとって、まさに頼れる1足です。

  • 定価:税抜¥28,400
  • タイプ:タングステンスパイクソール(交換不可)
  • 特長:高屈曲設計、通気・排水メッシュ、ノンスリップインソール
  • おすすめ:磯場のグリップ最重視/軽量で動きやすい磯靴を探している方

RBB:ロックショアスパイクシューズ TG

RBBの「ロックショアスパイクシューズTG」は、2024年春夏の新作として登場した、実釣性能と安全性を両立したスパイクシューズです。最大の特長は、高強度タングステンピンを採用したオリジナルのラバーピンソール。岩礁帯の海藻・苔や泥地・落ち葉が堆積するような滑りやすいエリアでも、踏み抜くようにしっかりとグリップします。

つま先と踵部分には硬化TPUを採用し、衝撃から足を守る設計。さらに、水抜き穴を備えたソール構造により、靴内部の水のたまりを防ぎ、渡船後の移動や雨天の釣行でも快適性をキープします。

ピン・ソール・アッパーすべてがRBBオリジナル設計で、細部にまで釣り場でのリアルなニーズを反映。錆びにくい樹脂製パーツを多用している点も、長期使用における安心感につながります。

インプレ的には「岩の割れ目にしっかり刺さるピンが頼もしい」「水抜き構造が本当に助かる」「足首まわりのフィット感も上々」といった評価が目立ち、磯と山道の両方を歩く釣行にぴったりな一足です。

  • 定価:税込¥27,500
  • タイプ:タングステン+ステンレスピン/EVA+ラバーソール
  • 特長:高強度ピン、硬化TPU補強、水抜き構造
  • おすすめ:山道アクセス/泥地や海藻の多いフィールド対応/タフに使いたい方

マズメ:スパイクシューズ MZWD-691

2024年にリニューアルされたマズメの定番モデル。特徴は30本のタングステンピン+無縫製アッパー構造にあります。ピン台座が大型化され、グリップ性能が向上したうえに、縫い目の少ないデザインで耐久性と防水性にも優れています。

ハイカット設計で足首をしっかり保護しつつ、軽量メッシュ+ドレイン構造で水抜けが非常に良く、長時間の釣行でも快適です。

インプレでは「岩に噛み付くような安心感」「劣化しにくく長く使える」と高評価で、特に“長く使える一足”を探しているアングラーに人気です。

  • 定価:税込¥27,500
  • タイプ:タングステンピン(30本)
  • おすすめ:ハードユース/高耐久重視の方

まとめ

磯釣りを安全かつ快適に楽しむために、スパイクシューズの選択は非常に重要です。今回ご紹介したモデルは、グリップ力・フィット感・排水性など、それぞれに特徴があり、釣行スタイルに応じて最適な一足が見つかります。特に初心者の方は「滑らない」「疲れにくい」ことを重視し、フィールドに合ったモデルを選ぶことが失敗しないコツです。価格だけで判断せず、安全性という“釣果以上の価値”を意識して、自分のスタイルに合う一足を見つけてください。信頼できる足元があってこそ、磯釣りの本当の楽しさが広がります。

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