アジングで釣果を伸ばすために最も重要なのが「ワーム選び」です。適当に選んだワームでも釣れることはありますが、状況に応じたベストなワームを使えば、爆釣も夢ではありません。そこで今回は、ベテランアングラーが実際に愛用し、高実績を叩き出している最強のアジングワーム3選を紹介します。これらのワームを持っていれば、どんな状況でも対応できるはずです。

アジングワームの基本と選び方
アジングワームを選ぶ際に、ただ人気の商品を使うだけでは十分な釣果は得られません。状況に応じた形状やカラー、サイズを理解し、適切に使い分けることで釣果が大きく変わります。
ワームの形状・素材が釣果に与える影響とは?
アジングワームには、ピンテール、シャッドテール、リブ付きワームなど、さまざまな形状があります。それぞれ動きが異なり、アジの活性や水質によって使い分けることが重要です。
- ピンテール系:ナチュラルな動きで食わせ能力が高い。プレッシャーがかかった状況で有効。
- シャッドテール系:小刻みに動いてアピール力が高い。活性の高いアジに有効。
- リブ付きワーム:波動を生み出し、アジの興味を引きやすい。濁りがある時や夜に強い。
また、素材も重要です。柔らかいワームは食い込みが良く、硬めのワームは耐久性が高いという特徴があります。
サイズ選びが重要!アジが食いつくベストサイズは?
アジングワームのサイズは、1.5インチから2.5インチが一般的ですが、状況によってベストなサイズは変わります。
- 小型アジ(15cm前後)を狙うなら1.5インチ前後
- 中型アジ(20cm前後)は1.8インチ~2.2インチ
- 大型アジ(25cm以上)は2.5インチ~3インチも視野に入る
活性が低い時は、小さめのワームが有効。逆に、活性が高い時は大きめのワームでもしっかり食ってきます。
カラー選びの基本!「ナチュラル系」「グロー系」「チャート系」の使い分け
ワームのカラーは、水質や光量によって効果が異なります。
- ナチュラル系(クリア・スモーク・ベイトフィッシュカラー)
→ クリアウォーターや日中に効果的。リアルなベイトを模倣できる。 - グロー系(夜光カラー)
→ 夜釣りや濁りが強い時に有効。視認性が高くアピール力が強い。 - チャート系(イエロー・ピンク・オレンジ)
→ 濁りがある時や光量の少ない朝夕マズメに活躍。アジの反応が良い色。
これらの基本を押さえたうえで、実際にベテランアングラーが選ぶ「最強のアジングワーム3選」を紹介していきます。
ベテランが選ぶ最強のアジングワーム3選
ここでは、実績の高いアジングワームを厳選し、その特徴や使い方を詳しく解説します。
実績抜群の万能ワーム「アジアダー」
「アジアダー」はレインズとデプスのコラボで開発されたアジング用ピンテールワーム。柔らかい素材と軽量設計により、アジが吸い込みやすくフッキング率が向上。リブ入りのボディが微波動を生み出し、どの状況でも釣果を安定させる。特にマズメ時や曇天時のUV発光カラーが効果的。耐久性に難があるが、逆刺しやカットで再利用可能。初心者にも扱いやすく、コスパも良いアジング必須アイテムとして高評価を得ている。
アジの食い気を誘う「アジマスト」
エコギアの「アジ職人 アジマスト」は、アジング専用のソフトルアーです。扁平ボディによりスライドフォールを実現し、リブデザインが微波動を生み出します。極細テールはアジの吸い込みをスムーズにし、フッキング率を向上。さらに、アジが好む“味と匂い”を配合し、喰い渋り時にも効果を発揮します。サイズは1.6~2.4インチで、活性や釣り場状況に応じた選択が可能。初心者から上級者まで幅広く使えるアジングの必須アイテムです。
スレたアジにも効く「オクトパス1.8インチ」
34(サーティフォー)の「オクトパス」は、アジングとメバリングに対応する1.8インチのソフトワーム。フォールとリトリーブの両方に適応し、リブ構造が微波動を生み出してバイトを誘発する。34の「ダイヤモンドヘッド」と組み合わせることで吸い込みが良くなり、フッキング率が向上。耐久性も高く、小型アジからメバルまで幅広く対応可能。カラーバリエーションも豊富で、様々なシチュエーションで活躍する万能ワーム。
さらに釣果を伸ばすワームの使い方
最強のアジングワームを手に入れたら、次に大切なのは「使い方」。ワームの動かし方やジグヘッドの選び方を工夫するだけで、釣果はさらに伸ばせます。
フォールスピードを意識するだけで釣果アップ!
アジングでは、フォール中のバイトが圧倒的に多いため、フォールスピードを適切に調整することが重要です。
- アジの活性が高い時 → 1.5g~2.0gのジグヘッドで素早くフォールさせる
- アジの活性が低い時 → 0.6g~1.2gの軽量ジグヘッドでスローに落とす
特に、フォール中のアタリを逃さないために、ラインを張りすぎず、ゆるめすぎずのテンションフォールが重要です。
リトリーブスピードとアクションの最適解
アジングワームの動かし方にはいくつかの基本パターンがあります。
- ただ巻き(スローリトリーブ)
- 活性が高い時やベイトを追っている時に有効
- ピンテール系ワーム(例:レインズ アジアダー)と相性が良い
- リフト&フォール
- しゃくってワームを跳ね上げ、ゆっくりフォールさせる
- シャッドテール系ワーム(例:エコギア アジ職人 アジマスト)で効果的
- ドリフト(潮に流す釣り方)
- 軽めのジグヘッドを使い、潮の流れに乗せて自然にワームを動かす
- マイクロワーム(例:34 オクトパス)でスレアジを狙う時におすすめ
当たりがあっても乗らない時の対処法
アジがワームをつつくだけでフッキングしない場合、以下の方法を試してみましょう。
- ワームのサイズを小さくする(例:2インチ→1.5インチに変更)
- ジグヘッドの重さを軽くする(フォールスピードを遅くすることで食わせやすくする)
- トレーラーフック(チョン掛け)を使用する(フッキング率が向上)
アジングでは、ほんの少しの調整が釣果に直結します。これらの工夫を意識すれば、バラシを減らし、確実に釣果を伸ばせます。
まとめ

アジングで安定した釣果を出すには、状況に応じたワーム選びと正しいアクションが欠かせません。今回紹介した「レインズ アジアダー」「エコギア アジ職人 アジマスト」「34 オクトパス 1.8インチ」は、どんな状況でも活躍する最強のワームです。
ただし、ワーム選びだけでなく、フォールスピードやリトリーブ方法を工夫することが釣果アップのカギ。アジの反応を見極め、最適なアクションを心掛けることで、バイト率が格段に向上します。
アジングはシンプルながら奥が深く、戦略次第で釣果が大きく変わる魅力的な釣りです。ぜひ今回の情報を活かし、自分に合ったワームとスタイルを見つけて、アジングをさらに楽しんでください!

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