「ディープセンス」シリーズは50m下の極小バイトを感じる超高感度バチコンロッド!

近年ますます人気を集めているバチコンアジング。水深30〜50mを重シンカーで攻略するこの釣りは、数釣りから尺アジ狙いまで楽しめますが、「深場では感度が鈍る」という悩みを抱えるアングラーも多いはずです。そんな課題を解決するために生まれたのが、ソルティセンセーション スペリオールに新たに追加された「ディープセンスC」と「ディープセンスS」の2機種。手元に「ビリビリ」と響く超高感度が、深場でも極小バイトを明確に捉え、これまでにない精密なゲームを可能にします。本記事ではベイトモデル「ディープセンスC」とスピニングモデル「ディープセンスS」をインプレし、その実力を徹底検証します。

目次

バチコンアジングに新時代到来!「ディープセンス」とは?

ディープセンス
ディープセンス

近年、アジングの中でも人気が高まっているのが、オフショアから狙う「バチコンアジング(バーチカルコンタクトアジング)」です。深場を重めのシンカーで直撃し、数釣りから大型狙いまで幅広く楽しめるスタイルですが、ひとつ課題がありました。それは「感度の不足」です。水深30m~50mを越えるポイントに20号前後のシンカーを落とし込むと、リグの挙動やアジのバイトがどうしてもぼやけてしまい、繊細なゲームが難しいと感じていたアングラーも多いはずです。

その壁を打ち破る存在として登場したのが、エバーグリーンの「ディープセンス」シリーズ。シリーズ名の通り「ディープ(深場)」を「センス(感覚)」で攻略することをコンセプトにした専用ロッドです。実際に使用してみると、手元に伝わる「ビリビリ」とした超高感度は驚きで、深場でもまるでオカッパリでジグ単アジングをしているかのような繊細なやり取りが可能になります。

驚異の感度「ビリビリ」が深場アジングを変える

ディープセンスの最大の魅力は「感度」です。通常、重いシンカーを使用する深場の釣りでは、どうしてもリグ操作が大雑把になりがちです。しかし、このロッドはまるで手元に電気信号が走るかのような「ビリビリ感度」によって、潮の微妙な変化やワームが吸い込まれる瞬間の極小バイトまで、鮮明に感じ取ることができます。

例えば、50mラインのボトムでアジが「モゾッ」と触れるようなアタリや、「フッ」と消えるような違和感すら感知可能。これは従来のバチコンロッドでは得られなかったレベルの繊細さで、実釣において大きな差を生み出します。

この感度によって、ただ仕掛けを落として待つだけの受け身の釣りから、アングラーが能動的にリグを操り、極小のアタリを積極的に掛けていく攻めの釣りに変わります。実際に使用すると「深場アジングがもっと面白くなる」という声が多いのも納得です。

緻密に操れる超高感度ロッド

極細ソリッドティップ
極細ソリッドティップ

ディープセンスの高感度は、ブランクやガイド、グリップといった細部の徹底した設計に裏打ちされています。
ブランクには、東レの「トレカ®T1100G」と「ナノアロイ®技術」が採用されており、軽量ながらも高強度・高弾性を実現。さらに先径0.9㎜という極細ソリッドティップが、微細なアタリを逃さず捉えるアンテナの役割を果たします。

ガイドには軽量かつ滑りの良いチタンフレームSICを採用。ライン放出性を損なうことなく、1クラス小径化することでロッド全体の軽快さと感度をさらに引き出しています。また、視認性を高めるためにトップから#2ガイドまでのスレッドが蛍光ピンクに塗装されており、視覚的にもアタリを捉えやすい工夫がされています。

グリップについても特徴的です。超軽量カーボンを組み合わせた新形態デザインにより、余分な重量物を徹底的に排除。結果として、手の延長のような自然な感覚でロッド操作が可能になっています。こうした一つひとつのこだわりが、深場攻略における「感度の革命」を実現しているのです。

各モデルの特徴

ベイトモデル「SPRC-66LM-S/BOAT(ディープセンスC)」

ディープセンスCは、バーチカルアジングで必要となる「重シンカー対応力」と「安定感」が際立つ一本です。MAX95gまで背負える設計は、水深50mを超えるエリアや潮流が速い場面でも確実にリグを操作できるのが大きな魅力。深場での尺アジ狙いや、不意に掛かるマダイや青物に対しても安心してファイトできます。

スクロールできます
モデルタイプ全長継数自重パワールアー範囲ライン範囲価格(税別)
SPRC-66LM-S/BOAT(ディープセンスC)ベイト1.98m261gライト/ミディアムMax95g(25号)PE0.3~1号76,000円

トリガーレスグリップによる操作性

特徴的なのが「トリガーレスグリップ」。一般的なベイトロッドと違い、突起のない設計のためパーミングが自由で、自然な手首の動きで繊細なロッド操作が可能です。微細なシェイクやステイを意識する深場の釣りにおいて、この操作性は大きなアドバンテージとなります。

深場攻略に強い設計

実際に使用してみると、重いシンカーを背負ってもティップが安定しており、リグの挙動を正確に把握できます。さらに、掛けてからはロッド全体がしなやかに追従するため、バラシを大幅に軽減。ディープを確実に攻め切るための「安定感と粘り」を兼ね備えたモデルです。

スピニングモデル「SPRS-66LM-S/BOAT(ディープセンスS)」

スピニングモデルの魅力は「キャスト性能」。バーチカル専用でありながら、軽いアンダーキャストでリグを少し沖に飛ばし、広範囲を探れるのが最大の特徴です。群れが散っている状況や、船の真下だけでなく斜め方向にも探りを入れたいときに強みを発揮します。

スクロールできます
モデルタイプ全長継数自重パワールアー範囲ライン範囲価格(税別)
SPRS-66LM-S/BOAT(ディープセンスS)スピニング1.98m260gライト/ミディアムMax75g(20号)PE0.3~1号78,000円

取り回し重視のショートグリップ設計

ディープセンスSは、ベイトモデルよりやや短めのグリップを採用。これにより取り回しが軽快になり、キャストや細かな操作が快適。軽快さを求めるアングラーや、長時間の釣行でも疲れを抑えたい方に向いています。

75gまで対応の軽快な使用感

対応シンカーはMAX75g(20号)とベイト版と比べてややライト。その分ロッド自体も軽量で、軽快さと高感度を両立しています。水深30m前後ではむしろCモデルより扱いやすく、キャストを交えたアプローチでは釣果に直結することも多い印象です。

インプレ

ディープセンス
ディープセンス

実釣で感じた「アジとの距離感」が縮まる感動

ディープセンスを実際に使用して最も強く感じたのは「深場でもアジが近くにいる感覚」。従来はどうしても遠くに感じていたアジの反応が、ティップを通じて明確に伝わり、あたかも足元で釣っているような感覚になります。「モゾッ」とした違和感、「フッ」とした消えアタリなど、これまで見逃していた微細なサインを捉えてフッキングに持ち込めることができるのは、実釣において圧倒的なアドバンテージです。

50m下の極小バイトを逃さず掛ける爽快感

深場でも極小のバイトを逃さず捉え、確実に上顎に掛けられる。その一連の流れがスムーズで、まさに「掛けるアジング」を深場で成立させてくれます。掛けてからはロッド全体がしなやかに曲がり、バラシを抑えて安定したファイトを実現。外道の大型魚が掛かっても安心感があります。

どちらを選ぶべきか?

  • 水深50m以上や潮が速い状況 → ディープセンスC(ベイト)
  • 水深30〜40mや群れが散っている状況 → ディープセンスS(スピニング)
  • 外道や大物混じりを想定するなら → ディープセンスC
  • 軽快な操作性やアンダーキャストを活かしたいなら → ディープセンスS

自分の得意なスタイルに合わせて選ぶことで満足度の高い釣行ができます。

まとめ

ソルティセンセーション スペリオール「ディープセンス」シリーズは、深場アジングを劇的に進化させるロッドです。ベイトモデルCは95gまで背負える安定感とパワーで潮流の速いディープ攻略に最適。スピニングモデルSは軽快な操作性とキャスタビリティを活かし、広範囲を探る状況で力を発揮します。どちらにも共通するのは驚異の「超高感度」。水深50mの極小バイトすら逃さず掛ける爽快感は、一度味わえば手放せません。深場アジングを本気で楽しみたいアングラーにこそ、この一本をおすすめします。

出典:エバーグリーン

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