一つテンヤとは、鯛テンヤと呼ばれる鉛やタングステン製のオモリ付きフックにエビを付け、海底を探りながらマダイを狙う人気の釣り方です。時にゴツンという強烈なアタリから、繊細なアタリまで多様。そして、掛けてからのファイトも迫力満点。初心者からベテランまで楽しめる釣りですが、実は「一つテンヤロッド選び」が釣果を大きく左右します。
「とりあえず代用ロッドでいいか」と思ってしまう方も多いのですが、専用ロッドを使うと操作性や感度が大きく向上し、釣果に直結しますよ。本記事では、2025年最新のおすすめ一つテンヤロッドを価格帯別に紹介しつつ、初心者の方でも分かりやすいように選び方のポイントを丁寧に解説していきます。

一つテンヤは真鯛だけでなく、根魚やヒラメ、青物など色んな魚種が釣れるのも楽しいです!
一つテンヤ釣りの魅力とロッド選びの重要性


一つテンヤ釣りは、繊細な駆け引きと豪快なファイトが同時に楽しめる、タイラバとはまた違った奥深さが魅力です。テンヤが落ちていく瞬間に小さな「コツコツッ」というアタリが出ることもあれば、ガツンッと強烈な大鯛のアタリと引きにロッド全体がしなることもあります。そんな一瞬一瞬を確実に捉えるためには、ロッド選びが非常に重要です。感度に優れた穂先は小さな違和感を逃さず、バットパワーのあるブランクは大型魚の引きを受け止めます。釣果を左右するのは腕だけでなく、フィールドに合ったロッドを選べるかどうか。その選択が、一つテンヤ釣りをより深く、楽しいものにしてくれます。
一つテンヤ専用ロッドの特徴
一つテンヤロッドは、以下の特徴を持っています。
- 穂先が繊細:マダイの小さなアタリを逃さない。
- 先調子(7:3や8:2):操作性と感度、鯛をバラシ軽減を重視した設計。
- 長さは約2.4m前後:取り回しと魚とのやり取りのバランスが良い。
テンヤの重さや海底の変化を手元で感じ取りやすく、掛け合わせのタイミングを逃さずに済みます。
代用ロッドは使える?
硬めのタイラバロッドやイカメタルロッド、ティップランロッドなどでも代用は可能。ただ、やはり限界があり、特にテンヤの操作性が落ちてしまいます。初心者の方はまず「専用ロッド」を選ぶのがおすすめです。
一つテンヤロッドの選び方


一つテンヤロッドを選ぶときに大切なのは、長さ・硬さ(パワー)・調子・リールタイプ の4つです。それぞれの違いを理解して選ぶと、自分の釣りスタイルやフィールドに合った1本を選べます。
釣り場の状況に合わせて、長さとロッドパワーを選ぶと良いです。目安はロッドに記載されているオモリ負荷。浅場であれば軽いテンヤでもいけるのでMやMH、深場や潮流が速い場所はテンヤも重くする必要があるので、操作性を維持するためにはHやXHなど硬めが使いやすい
長さ(レングス)
ロッドの長さは操作性と鯛とのやり取りの「ため」に直結します。短い方が操作性は高いけど、真鯛の叩きや引きをいなすのに不利みたいな感じになります。
- 2.2〜2.3m前後(若干ショートモデル):操作性が良く深場や潮流が速い場所、重いテンヤの操作に最適。
- 2.4m前後(スタンダードモデル):操作性・感度、やり取りのバランスが良い。オールラウンドに対応。
硬さ(パワー)
一つテンヤロッドは M(ミディアム)〜XH(エクストラヘビー) のパワーランクがあります。
- Mクラス(ライト):〜10号程度。浅場や軽量テンヤ向き。
- MHクラス(ミディアムヘビー):〜15号。最も汎用性が高く、初心者〜中級者におすすめ。
- Hクラス(ヘビー):〜20号。深場・速潮・大型狙いに対応。エリアによっては必須。
- XHクラス(エクストラヘビー):〜30号。二枚潮や極端な条件下、大鯛や青物混じりも想定。
調子(アクション)
一つテンヤロッドは主に先調子が基本。7:3もしくは8:2程度の調子になっており、テンヤを操作しやすく
- 先調子:穂先が柔らかく、アタリを弾きにくい。小さな違和感を捉えやすい。
- 胴調子:竿全体が曲がる。バラシにくく、大型の引きに強い。
最近は「先調子+粘りのある胴」を両立したモデルも増えており、扱いやすさが向上しています。
リールタイプ(スピニング or ベイト)
- スピニングモデル:ドラグ性能が高く細いライン(PE0.6号)を使う一つテンヤで大鯛とやり取りするのに最適。またアンダーハンドキャストでベイトと比べて広範囲を探れるというメリットもあります。ただし、潮が速いなど、底取りが微妙な場合に、ラインのカラーで判断する必要があるなど、慣れが必要な場面もあります。
- ベイトモデル:手返しが早く、フォール中のアタリを取りやすい。カウンター付きベイトリールであれば、底取りまでの目安が把握しやすいのもメリット。
スピニングを基本として、ベイトタックルも用意すると良いです。スピニングは3000番前後、ベイトはタイラバなどで使う小型のカウンター付きベイトリールでOKです。
その他にも考慮すべき点
感度が高い方が良い
どのブランドでも強調されているのが「感度」です。小さなアタリを穂先や手元でいかに早く察知できるかが釣果に直結します。特にフォール中の違和感を拾えるかどうかで、大鯛のヒット率が大きく変わってきます。
軽さとバランスが操作性を高める
長時間シャクリ続ける一つテンヤでは、ロッドの軽さと持ち重り感の少なさが重要です。バランスが取れているロッドは一日中扱っても疲れにくく、集中力を維持できます。特に最新モデルは軽量化が進み、釣行快適性が大きく向上しています。
パワーと粘りが大鯛を攻略する鍵
大鯛や青物が掛かると繊細さだけでは対応できません。そこで求められるのがバット部のパワーと粘りです。プロスタッフの実釣レビューでも「掛けた後の主導権を握るのはブランクの強さ」と語られています。
【価格帯別】おすすめ一つテンヤロッド(2025年)
入門クラス(〜2万円台前半)
テンヤマダイFT(アルファタックル)
アルファタックルの「テンヤマダイ FT」は、14,000円という低価格ながら、一つテンヤ専用設計の性能をしっかり備えています。軽量な240Lは1〜15号のテンヤ対応で、軽量テンヤ中心の釣りに最適。240MHは3〜15号対応で汎用性が高く、初心者に特におすすめです。操作性はシンプルながら十分で、「まず一つテンヤを試してみたい」というアングラーにぴったりの入門機といえるでしょう。
モデル | 全長(m) | 継数(本) | 自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | 錘負荷(号) | 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
240L | 2.4 | 2 | 113 | 0.7 | 11.3 | 1-15 | 14,000 |
240MH | 2.4 | 2 | 155 | 0.9 | 14.2 | 3-15 | 14,000 |
紅牙テンヤゲームX(ダイワ)
紅牙テンヤゲームXは、ダイワが手掛ける入門クラスの一つテンヤ専用ロッドです。M〜XHまで幅広いラインナップが揃い、浅場の軽量テンヤから深場・急潮流でのヘビーテンヤまで対応可能。中でも初心者にはMH-240(2〜15号対応)が最適で、オールラウンドに活躍します。2万円前半で購入できる価格帯ながら、軽さ・感度・強度のバランスが良く、長く使えるモデル。初めての1本として選んで間違いのない安心感があります。
モデル | 全長(m) | 継数(本) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 錘負荷(号) | 適合ライン | 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
M-245 | 2.45 | 2 | 110 | 1.2/10.9 | 1〜12 | PE0.4〜1.0 | 22,300 |
MH-240 | 2.40 | 2 | 114 | 1.2/11.4 | 2〜15 | PE0.6〜1.2 | 22,300 |
H-235 | 2.35 | 2 | 122 | 1.2/12.9 | 3〜20 | PE0.6〜1.2 | 22,300 |
XH-230 | 2.30 | 2 | 128 | 1.3/13.4 | 4〜30 | PE0.8〜1.5 | 22,300 |
エンゲツ BB 一つテンヤマダイ(シマノ)
「エンゲツ BB 一つテンヤマダイ」は、シマノの一つテンヤ入門モデル。専用設計ならではの感度と操作性を備えながらも、価格は2万円前後と手に取りやすいのが魅力です。シリーズ全体として軽量化が図られており、長時間シャクリ続けても疲れにくい設計。ラインナップはML〜MHクラスまで揃い、浅場から中深場まで幅広く対応できます。シマノらしいしっかりとした作りで、安心してステップアップを見据えた釣りが楽しめる入門ロッドです。
モデル | 全長(m) | 継数(本) | 自重(g) | 先径(mm) | 錘負荷(号) | リールシート位置(mm) | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
235M | 2.35 | 2 | 119 | 1.4 | 2〜12 | 366 | 87.3 | 21,000 |
235MH | 2.35 | 2 | 124 | 1.5 | 3〜15 | 366 | 87.4 | 21,000 |
235MH+ | 2.35 | 2 | 124 | 1.5 | 3〜18 | 366 | 87.5 | 21,000 |
235H | 2.35 | 2 | 126 | 1.5 | 4〜20 | 366 | 87.5 | 21,000 |
235HH | 2.35 | 2 | 129 | 1.5 | 5〜25 | 366 | 87.5 | 21,000 |
B235MH+ | 2.35 | 2 | 130 | 1.5 | 3〜18 | 368 | 87.5 | 21,500 |


ミドルクラス(2〜3万円台)
kaijin テンヤマダイ(アルファタックル )
「海人 テンヤマダイ」は、アルファタックルのミドルクラスモデル。軽さと操作性を追求した設計で、長時間の釣行でも疲れにくいバランスが特徴です。240Lは軽量テンヤ向き、240MHはオールラウンド対応で万能型、240Hは深場や急潮、さらにはマゴチ狙いにも使えるヘビーモデル。どのモデルも高感度カーボンソリッドトップを搭載しており、微細なアタリを逃さない性能が光ります。
モデル | 全長(m) | 継数(本) | 自重(g) | 先径(mm) | 錘負荷(号) | 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|
240L | 2.42 | 2 | 111 | 0.9 | 1〜15 | 29,000 |
240MH | 2.42 | 2 | 127 | 1.1 | 3〜15 | 30,000 |
240H | 2.42 | 2 | 136 | 1.3 | 4〜20 | 31,000 |
エンゲツ SS 一つテンヤマダイ(シマノ)
「エンゲツ SS 一つテンヤマダイ」は、シマノの一つテンヤ中級者向けシリーズ。価格は3万円前後ながら、上位モデルの技術を受け継いでおり、感度・軽さ・強度のバランスに優れています。特に穂先の繊細さとバットパワーの両立が特徴で、食い渋る状況でもアタリを明確に捉え、大鯛の強烈な引きにも対応可能。ラインナップは浅場向けのライトモデルから深場対応のヘビーモデルまで揃い、自分のフィールドに合わせた選択ができます。
モデル | 全長(m) | 継数 | 自重(g) | 先径(mm) | 錘負荷(号) | リールシート位置(mm) | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
240M | 2.40 | 2 | 110 | 0.9 | 1.5〜12 | 367 | 99.5 | 29,300 |
240MH | 2.40 | 2 | 113 | 0.9 | 2〜15 | 367 | 99.5 | 29,800 |
225MH+ | 2.25 | 2 | 109 | 0.9 | 2〜18 | 367 | 99.5 | 29,500 |
240MH+ | 2.40 | 2 | 113 | 0.9 | 2〜18 | 367 | 99.5 | 30,100 |
240H | 2.40 | 2 | 114 | 0.9 | 3〜20 | 367 | 99.5 | 30,500 |
240HH | 2.40 | 2 | 115 | 0.9 | 4〜25 | 367 | 99.5 | 31,000 |
B240MH+ | 2.40 | 2 | 119 | 0.9 | 2〜18 | 368 | 99.5 | 30,100 |
B240H | 2.40 | 2 | 121 | 0.9 | 3〜20 | 368 | 99.5 | 30,500 |
紅牙テンヤゲーム(ダイワ)
「紅牙 テンヤゲーム」は、ダイワの一つテンヤ専用ロッドシリーズで、ビギナーからベテランまで扱いやすいオールラウンドモデル。
- 穂先に高感度カーボンソリッド「メガトップ」を搭載し、繊細なアタリを視覚でも捉えられる。
- ブランクスには「X45」を採用し、ネジレを防止して操作性とフッキング性能を向上。
- スピニングモデルには握りやすい「エアスラッシュリールシート」、ベイトモデルには軽量高感度の「エアセンサーシート」を搭載。
- ロッドデザインは紅牙らしい鮮やかなピンクにシルバーを加えた高級感ある仕上がり。
ショートレングスのMH-215や、ヘビーテンヤ対応のXH-230まで揃い、シチュエーションに合わせた番手選びが可能です。
モデル | 全長(m) | 継数 | 仕舞(cm) | 自重(g) | 先径/元径(mm) | 錘負荷(号) | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
M-240・K | 2.40 | 2 | 125 | 112 | 0.8/10.8 | 1〜12 | 94 | 30,300 |
MH-215・K | 2.15 | 2 | 112 | 110 | 0.9/10.8 | 2〜15 | 94 | 30,300 |
MH-240・K | 2.40 | 2 | 124 | 116 | 0.9/10.8 | 2〜15 | 95 | 30,800 |
H-235・K | 2.35 | 2 | 122 | 117 | 0.9/10.8 | 3〜20 | 95 | 31,300 |
XH-230・K | 2.30 | 2 | 119 | 118 | 1.0/10.8 | 4〜30 | 95 | 32,800 |
MH-240B・K | 2.40 | 2 | 125 | 118 | 0.9/10.8 | 2〜15 | 94 | 30,800 |
海人 関西リージョナル テンヤマダイ(アルファタックル)
アルファタックル「海人 関西リージョナル テンヤマダイ」は、瀬戸内・明石・大阪湾といった関西圏の一つテンヤマダイ専用に開発された地域特化モデルです。深場や速い潮流を攻略するために、4〜25号まで対応するパワーモデルをラインナップ。Cシリーズはベイト仕様で明石の急流攻略に必須、Sシリーズはスピニング仕様で幅広く使える設計です。スパイラルガイドシステムによる糸絡み軽減、FujiオールSiCガイド搭載で耐久性も抜群。加えてオリジナルの「CS45-T」リールシートは操作性と握りやすさを両立し、長時間の釣行でも快適に扱えます。関西の釣り場に通うアングラーに最適な専用ロッドです。
モデル | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | 錘負荷(号) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
C240H | 2.42 | 2 | 124 | 152 | 1.4 | 13.5 | 4〜20 | 37,000 |
C240HH | 2.42 | 2 | 124 | 156 | 1.5 | 13.9 | 5〜25 | 38,000 |
S240HH | 2.42 | 2 | 124 | 145 | 1.5 | 13.2 | 5〜25 | 36,000 |
ハイエンドモデル(4〜5万円)
紅牙テンヤゲームMX(ダイワ)
「紅牙テンヤゲーム MX」は、ダイワが展開する一つテンヤ専用ロッドの中核モデルで、感度と操作性を高次元で両立した準ハイエンドシリーズです。穂先には高感度のカーボンソリッド「メガトップ」を採用し、フォール中の小さな違和感も明確に伝達。ブランクスには「X45」を搭載し、ネジレを抑えて正確な誘いやフッキングをサポートします。ラインナップはMからXHまで幅広く、浅場の軽量テンヤから深場・速潮流のヘビーテンヤ、大鯛狙いまでカバー。さらにスピニング・ベイト両タイプを揃えており、アングラーのスタイルに合わせた選択が可能です。価格帯は3万円後半〜5万円クラスで、ステップアップしたい釣り人に最適な一本です。
モデル | 全長(m) | 継数 | 自重(g) | 先径/元径(mm) | テンヤ負荷(号) | 適合ライン PE(号) | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
M-240MT・J | 2.40 | 2 | 104 | 0.6/10.7 | 1〜12 | 0.4〜1.2 | 98 | 48,000 |
MH-235MT・J | 2.35 | 2 | 107 | 0.6/10.7 | 2〜15 | 0.4〜1.2 | 98 | 49,000 |
H-230MT・J | 2.30 | 2 | 107 | 0.6/10.7 | 3〜20 | 0.6〜1.5 | 98 | 50,000 |
XH-225MT・J | 2.25 | 2 | 107 | 0.6/10.7 | 4〜30 | 0.6〜1.5 | 98 | 51,000 |
MH-240・J | 2.40 | 2 | 105 | 0.7/10.7 | 2〜15 | 0.4〜1.2 | 99 | 47,000 |
H-235・J | 2.35 | 2 | 108 | 0.7/10.7 | 3〜20 | 0.6〜1.5 | 99 | 48,000 |
MH-230MTB・J | 2.30 | 2 | 111 | 0.6/10.7 | 2〜20 | 0.6〜1.5 | 98 | 50,000 |
H-225MTB・J | 2.25 | 2 | 111 | 0.6/10.7 | 3〜25 | 0.6〜1.5 | 98 | 51,000 |
H-215・J | 2.15 | 2 | 93 | 0.8/9.8 | 3〜20 | 0.6〜1.5 | 99 | 47,500 |
炎月XR 一つテンヤマダイ(シマノ)
「炎月XR 一つテンヤマダイ」は、シマノのハイパフォーマンスモデル。価格は約4万円前後ですが、その分感度と軽量性が大幅に進化しています。高弾性カーボンを使用したブランクスはシャープな操作性を実現し、穂先の繊細さとバットの強靭さを両立。特に240MHは浅場から中深場まで万能に使え、初心者から中級者がステップアップして「本格的に一つテンヤを楽しみたい」と感じたときに最適な一本です。
モデル | 全長(m) | 継数 | 自重(g) | 先径(mm) | 錘負荷(号) | リールシート位置(mm) | カーボン含有率(%) | 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
230MH+ CAST | 2.30 | 2 | 106 | 0.9 | 4〜18 | 367 | 99.5 | 48,100 |
245M | 2.45 | 2 | 105 | 0.9 | 1.5〜12 | 367 | 99.0 | 47,200 |
245M/MH+ | 2.45 | 2 | 107 | 0.9 | 1〜12 | 367 | 99.7 | 47,500 |
240MH | 2.40 | 2 | 105 | 0.9 | 2〜15 | 367 | 98.9 | 47,700 |
235MH+ | 2.35 | 2 | 105 | 0.9 | 2〜18 | 367 | 99.3 | 47,900 |
230H | 2.30 | 2 | 105 | 0.9 | 3〜20 | 367 | 99.4 | 48,300 |
225HH | 2.25 | 2 | 105 | 0.9 | 4〜25 | 367 | 99.2 | 48,900 |
B235MH+ | 2.35 | 2 | 115 | 0.9 | 2〜18 | 372 | 99.3 | 47,900 |
桜幻 鯛テンヤ(がまかつ)
がまかつ「ラグゼ 桜幻 鯛テンヤ」は、価格帯42,500〜45,500円の高感度モデル。高弾性素材「TORAYCA T1100G」を採用し、軽量かつシャープな操作性を実現しています。シリーズは浅場向けのMLから深場対応のXH+まで揃っており、あらゆるフィールドに対応可能。リザウンドグリップによる反響感度は微細なアタリも逃さず、初心者からステップアップしたいアングラーや、感度重視の釣り人におすすめです。
品番 | タイプ | 標準全長(cm/ft) | 標準自重(g) | 継数(本) | ルアーウエイト(号(g)) | 適正ライン(PE/号) | 先径(mm) | グリップ長(mm) | 希望本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
S82ML | スピニング | 249(8’2″) | 103 | 2 | 1〜10(4〜38) | 0.5〜1 | 0.8 | 400 | 42,500 |
S82M | スピニング | 249(8’2″) | 106 | 2 | 2〜12(8〜45) | 0.5〜1.2 | 0.8 | 400 | 43,000 |
S82MH | スピニング | 249(8’2″) | 110 | 2 | 3〜15(11〜56) | 0.5〜1.2 | 0.8 | 400 | 43,500 |
S78H | スピニング | 234(7’8″) | 105 | 2 | 3〜20(11〜75) | 0.5〜1.5 | 0.8 | 400 | 42,500 |
S76XH | スピニング | 228(7’6″) | 105 | 2 | 5〜25(18〜94) | 0.5〜1.5 | 0.9 | 400 | 43,000 |
B76XH | ベイト | 228(7’6″) | 110 | 2 | 5〜25(18〜94) | 0.5〜1.5 | 0.9 | 440 | 45,000 |
B74XH+ | ベイト | 224(7’4″) | 113 | 2 | 6〜30(23〜112) | 0.5〜1.5 | 0.9 | 440 | 45,500 |
最強!フラッグシップモデル(5万円〜)
エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイ(シマノ)
「エンゲツ エクスチューン 一つテンヤマダイ」は、シマノのハイエンドモデル。5万円台という価格ながら、その性能は一段上のレベルです。軽量化されたブランクスと繊細なソリッドティップにより、アタリを明確に捉えつつ、大鯛とのやり取りではしっかり粘るバットパワーを発揮します。穂先感度、操作性、強度のバランスが非常に高く、シマノファンなら一度は手にしたいモデル。まさに「攻めの一つテンヤ」を実現する一本です。
モデル | 全長(m) | 継数 | 自重(g) | 先径(mm) | 錘負荷(号) | リールシート位置(mm) | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
245M | 2.45 | 2 | 107 | 0.9 | 1.5〜12 | 366 | 98.6 | 59,700 |
240MH | 2.40 | 2 | 106 | 0.9 | 2〜15 | 366 | 98.6 | 59,700 |
235MH+ | 2.35 | 2 | 105 | 0.9 | 2〜18 | 366 | 98.7 | 59,700 |
230H | 2.30 | 2 | 104 | 0.9 | 3〜20 | 366 | 98.6 | 59,700 |
230H-F | 2.30 | 2 | 105 | 0.9 | 4〜25 | 366 | 98.3 | 59,700 |
B235MH+ | 2.35 | 2 | 109 | 0.9 | 2〜18 | 366 | 98.6 | 59,700 |
紅牙テンヤゲームEX(ダイワ)
「紅牙 テンヤゲーム EX」は、ダイワが展開する一つテンヤ専用ロッドの最上位フラッグシップモデルです。最大の特徴は高感度素材「スーパーメタルトップ(SMT)」と軽量高剛性の「エアガイドシステム(AGS)」の搭載。フォール中のわずかな違和感や魚がエサをついばむ微細なアタリも明確に伝え、誰よりも早くアクションに移せる感度を誇ります。さらにブランクスには「X45」を採用し、ロッドのネジレを徹底的に抑制。掛けた後は粘り強いバットが大鯛や青物の強烈な引きを受け止め、主導権を渡しません。ラインナップはMH〜Hクラスを中心に展開し、浅場から深場までフィールドを問わず対応可能。価格は約8万円と高額ですが、その圧倒的な感度・軽さ・操作性はまさに究極。一つテンヤの世界で最高の一本を求めるアングラーにふさわしいロッドです。
モデル | 全長(m) | 継数 | 自重(g) | 先径(mm) | 錘負荷(号) | 適合ライン | カーボン含有率(%) | 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MH-235 | 2.35 | 2 | 87 | 0.7 | 2〜15 | PE0.4〜1 | 98 | 79,500 |
H-235 | 2.35 | 2 | 96 | 0.6 | 2〜20 | PE0.4〜1 | 99 | 79,500 |
H-225B | 2.25 | 2 | 96 | 0.6 | 2〜20 | PE0.4〜1 | 99 | 79,500 |
エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ
「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ」は、シマノのフラッグシップモデルで価格は7〜8万円台。シマノの技術を結集した一本で、軽さ・感度・操作性すべてが最高水準。大鯛狙いやシビアな状況下でも確実にアドバンテージを発揮します。極細PEラインとの相性も抜群で、繊細なアタリも逃さない高感度設計。まさに「究極の一つテンヤロッド」
モデル | 全長(m) | 継数 | 自重(g) | 先径(mm) | 錘負荷(号) | リールシート位置(mm) | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
240MH | 2.40 | 2 | 102 | 0.9 | 2〜15 | 365 | 98.1 | 85,300 |
235MH+ | 2.35 | 2 | 102 | 0.9 | 2〜18 | 365 | 98.1 | 85,300 |
230H | 2.30 | 2 | 102 | 0.9 | 3〜20 | 365 | 98.1 | 85,300 |
B235MH+ | 2.35 | 2 | 108 | 0.9 | 2〜18 | 368 | 98.1 | 85,300 |
桜幻 鯛テンヤX(がまかつ)
「ラグゼ 桜幻 鯛テンヤ X」は、がまかつが誇る一つテンヤロッドのフラッグシップモデルです。ブランクスには最新の高弾性カーボンを採用し、軽量でありながら強靭なパワーを実現。持ち重り感を抑えた設計により、一日中シャクリ続けても疲れにくく、集中して釣りに臨めます。最大の特徴は全機種に搭載された「ハードソリッドティップ」。繊細なアタリやフォール中の違和感を反響感度で明確に伝達し、即座にフッキングに持ち込める高精度な感度性能を誇ります。ラインナップはS245MH+をはじめ、S235HやS230XHなど浅場から深場まで幅広いフィールドを網羅し、さらにベイトモデルも用意。複雑な潮流や大型マダイ攻略にも対応可能です。価格帯は67,000円前後と高額ですが、その性能はまさに一生モノ。シビアな状況で釣果に差をつけたい上級アングラーにふさわしい究極の一本です。
品番 | タイプ | 標準全長(cm/ft) | 希望本体価格(円) | 標準自重(g) | 継数(本) | ルアーウエイト(号(g)) | 適正ライン(PE/号) | 先径(mm) | グリップ長(mm) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
S245MH+-solid | スピニング | 245 | 67,000 | 100 | 2 | 3~15(11~56) | 0.5~1.2 | 0.8 | 400 |
S235H-solid | スピニング | 235 | 67,000 | 98 | 2 | 3~20(11~75) | 0.5~1.5 | 0.8 | 400 |
S230XH-solid | スピニング | 230 | 67,000 | 98 | 2 | 5~25(18~94) | 0.5~1.5 | 0.9 | 400 |
S225XH+-solid | スピニング | 225 | 67,000 | 100 | 2 | 6~30(23~112) | 0.5~1.5 | 0.9 | 400 |
B225XH+-solid | ベイト | 225 | 67,000 | 107 | 2 | 6~30(23~112) | 0.5~1.5 | 0.9 | 440 |


まとめ


一つテンヤロッドは、「感度・軽さ・パワー」のバランスがどのモデルでも重要視されていて、価格帯が上がるほど感度と軽さは際立ち、扱いやすさが増します。入門機は十分な汎用性を備えており、最初の一本には最適。各メーカーのどのロッドもテスターによる実釣に基づいた改良が施されているため、アングラーのレベルやフィールドに応じた選択が釣果を大きく左右します。一つテンヤ専用ロッドを使えば、これまで取りこぼしていたアタリをしっかり感じ取れるようになり、釣りの楽しさも倍増!ぜひ自分にぴったりの一つテンヤロッドを手に入れて、釣行を楽しんでください!
コメント