【2025年最新】イカメタル用リール完全ガイド!選び方&おすすめモデル徹底解説

イカメタルは、近年人気が急上昇している船釣りのスタイルで、特にケンサキイカやスルメイカをターゲットにしたテクニカルな釣りです。そのため、専用リールの選択が釣果に直結します。本記事では、イカメタルに適したリールの選び方とおすすめモデルを紹介します。

目次

イカメタル用リールの基本

イカメタルには主に「カウンター付きベイトリール」と「スピニングリール」の2種類が使用されます。それぞれの特徴を理解し、釣り方に合わせて使い分けることが重要です。

カウンター付きベイトリールの特徴

  • 水深の正確な把握:カウンター機能により、イカがいるタナ(棚)をピンポイントで狙いやすい
  • 巻き上げ力が強い:深場や潮流が速いエリアでも重たいスッテをスムーズに回収可能
  • 手返しが速い:素早く棚に仕掛けを入れ直せるので、ヒットパターンを効率的に掴める

スピニングリールの特徴

  • キャスティング性能が高い:オモリグ(中オモリを使った釣り方)では、キャストすることで広範囲を狙える
  • ラインの放出がスムーズ:軽量なスッテや、浅場のイカメタルに適している
  • 細かいフォールアクションが可能:レバーブレーキリールを使えば、スムーズなフォール操作も可能

イカメタルリールの選び方

  • 番手と糸巻き量
    • ベイトリール:100〜150番(PE0.6〜0.8号を200m巻けるモデルが理想)
    • スピニングリール:2500〜3000番(オモリグ併用なら3000〜4000番)
  • ギア比の選択
    • ハイギア(HG/XG):仕掛けの回収がスムーズで手返しが早い
    • パワーギア(PG):重いスッテを巻き上げやすく、巻き過ぎを防げる
  • 軽量なモデルを選ぶ
    • 長時間使用するため、リールの軽さは操作性や感度に直結
    • カウンターリールでも200g前後が理想的
  • ハンドルの種類
    • ダブルハンドル:繊細な操作が可能で、仕掛けの安定感が増す
    • シングルハンドル:巻き上げ力が強く、大型のイカや深場に適している

おすすめイカメタルリール

【エントリーモデル】(予算〜2万円):初心者向けでコスパの良いモデル

シマノ バルケッタBB 150DH-HG

シマノの「バルケッタBB 150DH-HG」は、イカメタル初心者におすすめのカウンター付きベイトリールです。軽量な220gのボディとハイギア仕様(7.0:1)により、素早い仕掛け回収が可能。LEDバックライト付きのカウンター機能を搭載しており、夜釣りでも視認性が高く、タナの管理がしやすい点が特徴です。PE1.5号が200m巻けるラインキャパを備え、エントリーモデルながら操作性に優れています。

ダイワ ライトゲーム X IC 150-DH

ダイワの「ライトゲーム X IC 150-DH」は、エントリーモデルながら剛性の高いアルミフレームを採用し、耐久性に優れたカウンター付きリールです。自重は230gと軽量で、ギア比6.3の設定によりスムーズな巻き上げを実現。カウンター機能は視認性が良く、仕掛けの落とし込みやタナ取りが正確に行えます。価格も手頃で、初めてイカメタルを始める方に最適な1台です。

テイルウォーク ヴィレイヤーDG 100-DH

テイルウォークの「ヴィレイヤーDG 100-DH」は、スプールのワンタッチ交換機能を備えたユニークなカウンター付きリールです。軽量ながら剛性の高いボディを採用し、操作性と感度に優れています。ギア比6.6とややハイギア仕様で、素早い巻き取りが可能。スッテやオモリの重さに応じてスプールを交換できる点が、他のモデルにはない大きな魅力です。

【ミドルクラス】(予算2〜3万円):耐久性・剛性が向上したモデル

シマノ バルケッタ Fカスタム 150DH

「バルケッタ Fカスタム 150DH」は、フォールレバーを搭載し、フォールスピードを自由に調整できる高機能モデル。自重225gと軽量ながら、剛性の高い金属ボディを採用し、耐久性も抜群です。ギア比6.9で、手返しの良い釣りを実現。PE0.8号が400m巻けるため、深場のイカメタルにも対応可能です。

ダイワ ティエラ A IC 150H-DH

ダイワの「ティエラ A IC 150H-DH」は、ライトジギングにも対応可能な剛性の高いカウンター付きリール。アルミボディと130mmのロングハンドルを採用し、深場や潮流の速いエリアでも楽に巻き上げが可能。ギア比7.1のハイギア仕様で、仕掛けの回収もスムーズ。価格と性能のバランスが取れたミドルクラスの優秀なモデルです。

【ハイエンドモデル】(予算3万円〜):最高級の操作性と性能を求める方向け

シマノ バルケッタプレミアム 150DH

「バルケッタプレミアム 150DH」は、シマノの最上級カウンターリールで、マイクロモジュールギアⅡを採用し、非常に滑らかな巻き心地を実現。自重220gと軽量ながら、金属ボディにより剛性も高く、長時間の釣行でも快適に操作できます。ギア比6.9で、巻き上げ力と手返しのバランスが良い点も特徴です。

ダイワ ティエラ AIR IC 100H

「ティエラ AIR IC 100H」は、わずか165gという超軽量設計のカウンター付きリール。PEライン専用スプールを採用し、糸噛みトラブルを軽減。ギア比7.1で素早い巻き上げが可能。軽さと耐久性を両立し、長時間の釣行でも疲れにくい設計となっています。イカメタルの操作性を追求するアングラーにおすすめのモデルです。

まとめ

イカメタル用リールを選ぶ際は、まずカウンター付きベイトリールを基本とし、PE0.6号が200m巻ける小型リール(100〜150番)を選ぶのが最適です。軽量で操作性の良いモデルを選ぶことで、長時間の釣りでも快適に楽しめます。ギア比は手返し重視ならハイギア(HG/XG)、巻き上げ力を重視するならパワーギア(PG)がおすすめです。また、ハンドルの種類も重要で、繊細な操作を求めるならダブルハンドル、巻き上げの力強さを求めるならシングルハンドルが適しています。オモリグなどキャストを多用する場合はスピニングリールも選択肢になります。適切なリールを選び、イカメタルの釣りを最大限に楽しみましょう。

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