【2024】おすすめジギングロッドを紹介!選び方などを解説

ジギングは、メタルジグを使ったルアーフィッシングの一種で、特に青物を狙う際に人気の釣法。釣りのフィールドやターゲットに合わせて、最適なジギングロッドを選ぶことが、釣果を上げるための大きなポイントとなります。この記事では、コストパフォーマンスの良い「最新のおすすめジギングロッド」を紹介します。初心者から上級者まで幅広く楽しめる2024年時点の最新モデルを厳選し、特徴や価格帯、選び方などについて詳しく解説します。

目次

ジギングロッドの選び方

ターゲットとなる魚とフィールドに合わせた選択

ジギングではターゲットとなる魚種やフィールド(近海、深海)によって使用するロッドが変わります。以下に代表的なジギングの種類と、それに合ったロッド選びのポイントを説明します。

  • ジギング:一般的に言われるジギングでは、水深100m前後の近海ポイントで100g〜200g前後のメタルジグを使用した釣り。主なターゲットは青物ですが、ヒラメやハタなどもゲストで釣れる事があります。
  • ライトジギング: 水深100m以下で100g以下のメタルジグを使用。初心者にも扱いやすく、女性や体力に自信のない方にもおすすめ。
  • スロージギング: ゆっくりとしたアクションで深場を狙う釣り方。柔軟なロッドが必要で、魚とのやり取りも楽しめます。
  • ディープジギング(中深海ジギング): 200m以上の深場で、重たいメタルジグを使用。体力が求められるため、電動リールを使う場合も。

ジギングで狙える魚(ターゲット)

ジギングでは、青物や真鯛、タチウオ、根魚など、多種多様な魚がターゲットとなります。釣りを行うフィールドや季節、使用するジグの種類によって狙える魚が変わるため、目的に応じたタックルやメタルジグの選び方が重要です。各魚種ごとの適切な釣り方をマスターして、ジギングをより一層楽しみましょう。

青物

ジギングでは、特に青物と呼ばれる魚種が人気のターゲットです。青物は強い引きを持ち、釣り人にスリリングなファイトを楽しませてくれます。

  • ブリ(ハマチ、ワラサ、ブリ): 出世魚として知られ、ジギングで最も狙う魚の一つです。成長によって名前が変わり、サイズが大きくなるほど釣り応えがあります。
  • ヒラマサ: 青物の中でも特に力強いファイトが楽しめる魚。ジギングの中でも人気の高いターゲットです。
  • カンパチ: 水深のある場所でよく狙われ、パワフルな引きが特徴です。ブリに次ぐ人気の青物です。

真鯛

真鯛は美しい姿と美味しさで人気があるターゲット。ジギングでも良く釣れる魚でベイトが小魚の場合にメタルジグでも良く釣れます。

タチウオ

タチウオは、その鋭い歯と刀のような細長い体で知られ、ジギングでも人気のターゲット。ゆったりとしたスロージギング(スローピッチ)でアクションさせて、タチウオを狙う方法が一般的です。

底物(根魚)

底物と呼ばれる根魚は、底付近にいることが多く、ジギングで狙うことができます。食べて美味しい魚が多いことでも知られています。

  • クエ: 底物の代表格で、特に大型の個体は強い引きで有名です。
  • ハタ類: キジハタ、アカハタ、マハタなど多くの種類がおり、引き味・食味ともに抜群のターゲットです。底物を狙うスロージギングやライトジギングで釣ることができます。
  • カサゴ: ウッカリカサゴ、ユメカサゴ、オニカサゴなど多くの種類のカサゴが存在しており、主に岩礁帯や障害物周りに生息しています。根魚ジギングの人気ターゲットです。
  • ヒラメやマゴチ:所謂フラットフィッシュと呼ばれる魚もジギングで狙えます

シーバス(スズキ)

シーバスは沿岸部でのジギングで狙われるターゲットです。鳥羽などのエリアで特定の時期に釣れるシーバスなどもいます。ライトジギングでもシーバスを狙うことができます。

その他の魚種

ジギングでは、他にも様々な魚種がターゲットとなります。

  • サワラ: 食味がよく、スピーディな動きでメタルジグを追いかけます。ブレードジギングで狙うと良く釣れます
  • アカムツやアラ: 高級魚として知られ、深海ジギングで狙います。スロージギングで狙う事が多いです。
  • グレやイサキ: ライトジギングで狙える魚。小型ながらも繊細な引きを楽しめます。まとめ

ジギングロッドの特徴と選び方

ターゲット魚種に合ったロッド選び

ジギングロッドは、ターゲット魚種に応じて選ぶことが重要です。ブリやヒラマサなどの大型青物を狙うなら、パワーのある硬めのロッドが適しています。一方、真鯛やタチウオを狙うライトジギングでは、柔軟性があり、繊細な動きが可能なロッドが必要です。

メタルジグの重さに合ったロッド

水深や潮流に合わせて、使用するメタルジグの重さを選ぶことも大切です。ジグが重すぎるとロッドが曲がりすぎ、アクションがうまく伝わらなくなります。逆にジグが軽すぎると、シャクリにくくなり、魚が掛かりにくくなります。使用するメタルジグに合ったロッドを選ぶ事でメタルジグが扱いやすくなり、さらに体力的にも楽にジギングができるようになるので、釣果につながると思います。

ロッドパワー(番手)について

ジギングロッドのロッドパワー(番手)は、特にジグの重さに対応することが重要です。一般的には、次のようにジグの重さと番手が対応します:

英語表記の場合の例

  • L(ライト): 50g~100g程度のジグに対応。ライトジギングに最適。
  • ML(ミディアムライト): 100g~150g程度のジグに対応。中型魚向け。
  • M(ミディアム): 150g~200g程度のジグに対応。中型~大型の魚を狙うジギングに向いています。
  • MH(ミディアムヘビー): 200g~250g程度のジグに対応。重いジグで大型魚を狙う時に適しています。
  • H(ヘビー): 250g~300g以上のジグに対応。大型の青物やブリ、カンパチなどに適しています。

数字表記の場合の例

ジギングロッドでは、数字で番手を表すこともあり、これは一般的にそのロッドが対応するジグの重さを基準にしています。例えば、次のような形で表現されることが一般的です:

  • 「1番」や「60-1」:軽めのジグ(おおよそ50g~100g程度)に対応。ライトジギングに使用されます。
  • 「2番」や「60-2」:中程度のジグ(100g~150g程度)に対応。やや大きな魚を狙う釣りに適しています。
  • 「3番」や「60-3」:中~重いジグ(150g~200g程度)に対応。中型から大型の魚向け。
  • 「4番」や「60-4」:重いジグ(200g~250g程度)に対応。青物などの大型魚を狙うのに適したロッド。
  • 「5番」や「60-5」:非常に重いジグ(250g~300g程度)に対応。大型のブリやカンパチ、マグロなどを狙う釣りに向いています。

これらの「60-3」や「60-4」といった表記は、「ロッドの長さとパワーの組み合わせ」を示しています。たとえば、「60-3」は「6フィート0インチの長さで、3番のパワー」という意味になります。この場合、「3番」はジグの重さやロッドの強度に対応した数字で、数字が高くなるほどより重いジグや強い魚に対応できるロッドであることを意味します。

ジギングロッドの価格帯

ジギングロッドの価格帯は、1万円台の初心者向けモデルから、10万円近いプロ仕様のモデルまで幅広く展開されています。初心者の方は、まずエントリーモデルやミドルレンジモデルから始め、経験を積むごとに自分に合った性能や特徴を持つロッドを選ぶのがおすすめです。また、リールやラインとのバランスも重要なので、全体のタックルセットの予算を考慮しながら、最適なロッドを選びましょう。

エントリーモデル(1万円〜2万円)

この価格帯は、初心者向けのジギングロッドが中心です。主にライトジギングや近海でのジギングに適しており、コスパの良いモデルが多く揃っています。軽量で扱いやすく、ジギングを始めるのに最適です。青物やタチウオ、根魚を狙うライトジギングでの使用に向いています。リーズナブルな価格ながら耐久性や操作性に優れており、初めてのジギングロッドとして最適です。

ミドルレンジモデル(2万円〜4万円)

この価格帯になると、性能や耐久性が向上し、中級者向けのモデルが増えてきます。ライトジギングだけでなく、スロージギングや近海での本格的なジギングにも対応できるロッドが揃っています。よりパワーがあり、大型の青物や中型の根魚に対応できるロッドが多いです。メタルジグの対応重量も幅広くなり、様々なジギングスタイルに適応可能。軽量かつ高感度で、長時間の釣りでも疲れにくい設計が施されています

ハイエンドモデル(4万円〜10万円以上)

この価格帯は、上級者向けのジギングロッドが揃います。最高級素材と最新のテクノロジーを採用しており、長時間の釣行や大型の魚とのファイトにも耐える強靭な作りです。ハイエンドモデルは、極めて高い感度と操作性、軽量性を兼ね備えています。青物や大型の根魚を狙うヘビージギングや、ディープジギングにも対応可能。カーボンや高品質なガイド、リールシートなど、細部までこだわり抜かれた製品が多いです。

中古ジギングロッドの価格

ジギングロッドは新品にこだわらないのであれば、中古でも手に入れることができます。特にエントリーモデルからミドルレンジのロッドは、使用頻度が低く状態が良いものが多く、中古価格で購入すればお得にジギングを始められます。

  • エントリーモデル中古価格: 5,000円〜1万円
  • ミドルレンジ中古価格: 1万円〜2.5万円
  • ハイエンドモデル中古価格: 2万円〜5万円以上
中古ロッド購入時の注意点は?

中古ロッドの最大のリスクは、目に見えない劣化や損傷です。特に以下のポイントをよく確認する必要があります。

  • ブランク(ロッド本体)の状態: 傷やひび割れがないか確認しましょう。特にブランクに亀裂が入っていると、使用中に折れるリスクがあるため、避けるべきです。
  • ガイド(ラインを通すリング)の摩耗や破損: ガイドが摩耗していると、ラインが切れやすくなります。また、ガイドが曲がっている場合や破損している場合は、修理や交換が必要です。
  • リールシートの緩み: リールを取り付ける部分のリールシートが緩んでいないか確認してください。リールがしっかり固定できないと、釣り中にトラブルが発生しやすくなります。

おすすめのジギングロッド

2024年におすすめのジギングロッドは、初心者向けから上級者向けまで幅広く揃っています。自分の釣りスタイルやフィールドに合わせて最適なロッドを選び、釣果を向上させましょう。特にコスパを重視したい方には、シマノやダイワのロッドがコスパも良くおすすめです。

24アウトレイジ BR LJ(ダイワ)※スピニング&ベイト

24アウトレイジ BR LJは、ダイワが提供するライトジギングロッドで、その実釣性能の高さが特徴。X45技術を採用しており、ネジレを防ぎながらパワーや操作性を向上。軽量かつ高感度な「エアセンサーシート」や、細径で強度を持つ「メガトップ穂先」により、ジグの動きを制御しやすく、バイトの感知力が高まります。さらに、ワンピースのような美しい曲がりを実現する「Vジョイント」構造も採用され、携行性と性能を両立したモデルです。ライトジギングカテゴリーですが、MAX200gまで対応できるモデルも用意されておりラインナップも豊富です

21グラップラーBB タイプJ(シマノ)※スピニング&ベイト

21グラップラーBB タイプJは、シマノのエントリーモデルのジギングロッド。上位機種にも採用されている「ハイパワーX」構造が搭載されており、ロッドのネジレを抑えつつ高い復元力を持っています。また、2ピース構造の「グリップジョイント」で携帯性が高く、ロッド全体の連続性が保たれています。ステンレス製Kガイドによりライン絡みのトラブルも軽減。手頃で初心者にも扱いやすく、エントリーロッドとしても、サブロッドとしてもおすすめのモデルです。

24ホライゾン MJ(テンリュウ)※ベイト

24HORIZON MJは、テンリュウのジギングロッドシリーズ。ハイピッチからスロー系まで幅広いジャークに対応できるマルチユースなモデルになっています。カーボンナノチューブ(C.N.T)素材を使用し、ネバリ強さと操作性を両立。ジグの緩急をつけたテクニカルなゲームが楽しめ、青物から底物まで幅広いターゲットを狙えます。また、リールシートには西陣織カーボンパイプを採用し、高級感のあるデザインと機能性が特徴です。

23ソルティガLJ(ダイワ)※スピニング&ベイト

23ソルティガLJは、ダイワのハイエンドジギングロッドです。軽量かつ高感度の「AGS(エアガイドシステム)」を搭載しており、感度と操作性が大幅に向上している点です。また、「X45フルシールド」技術によるネジレの抑制や、強度と軽さを両立させた「HVFナノプラス」素材が採用されており、長時間のジャークでも疲れにくく、快適な釣りをサポートします。さらに、幅広いシチュエーションに対応できる多彩なラインナップが揃っており、大型魚との真っ向勝負にも対応可能です。

22オシアジガー リミテッド(シマノ)※スピニング

シマノのハイエンドジギングロッド「22オシアジガーリミテッド」は、ジギング用のスピニングロッドで、速いテンポのしゃくりに対応する設計が特徴。高弾性素材「M40X」を使用し、軽量で操作性に優れ、アングラーの負担を軽減します。また、ネジレ防止のための「スパイラルXコア」と「ハイパワーXテクノロジー」を搭載し、強度と精度を両立。繊細なティップと強力なバットが、ジグの動きを正確にコントロールしつつ、大型魚とのファイトにも対応できるため、長時間の釣りでも快適です。

初心者向けの注意点は?

ジギングに挑戦する初心者が注意すべき点は、いくつかの基本的な要素を理解し、適切な準備をすることです。ジギングは比較的動作が激しい釣り方のため、特に初心者には道具選びや技術の習得が重要です。以下に、初心者が注意するべきポイントをまとめました。

適切なロッドとリールの選び方

ジギングに使用する道具は、釣り方やターゲット魚種に適したものを選ぶことが非常に大切です。間違った道具を使うと、釣果が上がらないだけでなく、疲労がたまったりトラブルが発生しやすくなります。

  • ロッド: 初心者は、扱いやすいライトジギング用のロッドを選ぶとよいでしょう。特に水深100m以下で100g以下のメタルジグを使用するライトジギングは、軽量で体力に自信がなくても楽しめるのでおすすめです。ロッドの長さは6~7フィート程度のものが操作しやすいです。
  • リール: ジギングではリールの性能も重要です。強い魚とのファイトに備えて、しっかりしたドラグ機能を持つものを選びましょう。また、長時間のしゃくりを続けるので、軽量で扱いやすいベイトリールやスピニングリールが推奨されます。
  • ライン: PEラインを使用するのが一般的です。初心者はPE1.5〜2号程度の強度を持つラインを選ぶと、幅広い魚種に対応できます。また、ショックリーダー(リーダーライン)も適切な太さのものを使用することが重要です。

メタルジグの選び方と使い方

メタルジグの重さや形状は、釣りを行う水深や狙う魚によって異なります。

  • 重さの選択: 基本的には、水深の2倍の重さのジグを使うことが目安です。例えば水深50mなら100gのジグが適切です。潮の流れや風の強さによってもジグの選び方が変わりますので、いくつかの重さのジグを用意しておくと良いでしょう。
  • 動かし方(しゃくり方): ジギングの技術の中心は、「しゃくり」と呼ばれる動作です。ロッドを上下に動かしてメタルジグにアクションを加え、魚を誘います。初心者は最初、あまり速くシャクらず、一定のリズムでしゃくることを意識しましょう。無理に早く動かす必要はなく、リズムよく続けることで、ターゲットの魚にアピールできます。

タックルバランスの重要性

ジギングは、ロッド、リール、ライン、ジグの全てがバランスよく整っていないと、操作がしづらくなります。例えば、軽すぎるラインやジグを使うと、しゃくってもジグに適切なアクションが伝わらなかったり、逆に重すぎるジグを使うとロッドが曲がりすぎてしまい、効果的なアクションを与えられません。

体力管理と適切な休憩

ジギングは他の釣り方に比べ、体力を多く消耗します。特に「しゃくり」を繰り返すため、腕や肩に負担がかかりやすく、長時間続けるのが難しいと感じることもあります。

  • 休憩のタイミング: 長時間しゃくり続けると疲労が蓄積し、集中力が落ちるため、適度に休憩を取りましょう。特に腕や肩が疲れてきたと感じたら、無理をせずに休憩することが大切です。
  • 姿勢: ジギングでは、ロッドを体にしっかりと固定して使うことが多いです。体の力を利用して無駄な動きを避け、効率的な動きで疲労を軽減することを心掛けましょう。

海況や天候の確認

釣り場の海況や天候は、釣果に大きな影響を与えます。風や波が強いと、船上での釣りが不安定になり、メタルジグをうまく操作できなかったり、ジグが流されてしまうこともあります。

  • 天候チェック: 天気予報や潮の動きを事前に確認して、なるべく安定したコンディションの日を選びましょう。特に強風や荒波の日は、初心者には危険ですので、無理をせず中止する判断も大切です。

船長やガイドの指示を守る

初めてのジギングでは、船長やガイドの指示をしっかりと守ることが大切です。特に釣り方やポイントの選定、潮の状況などの判断は経験者に委ね、アドバイスに従うことでトラブルを避けられます。ジギングサービスを利用する場合は、事前にどんな魚が狙えるのか、どんなタックルが必要かを確認しておくと良いでしょう。

最適なジギングロッドで楽しもう!

初心者がジギングに挑戦する際には、まず適切なジギングロッドなど道具選び、基本的な技術の習得、そして体力や安全管理が重要です。無理をせず、段階を踏んでジギングの楽しさを感じられるように準備を整え、釣りの経験を積んでいきましょう。

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