驚異の刺さりを実現したバチコン用ジグヘッド徹底解剖!太軸=鈍いは過去の話か?

アングラーの皆さんがジグヘッドに求める要素は何でしょうか。軽快な操作感、確実なフッキング、そして大物にも耐えられる強度。そのすべてを兼ね備えることは簡単ではなく、とりわけ「太軸仕様」には長らく一つの弱点が付きまとっていました。そう、刺さりの鈍さです。

「強度を求めれば太くなり刺さりが悪くなる」「刺さりを求めれば補足なり曲がったり折れる」――。そんなトレードオフの常識を覆したのが、JACKALLが2025年に送り出す新作ジグヘッド LG HEAD Type SWIM 太軸 です。

バチコンで狙うギガアジや尺メバル、さらには思わぬ大物との遭遇にも対応できるこのモデルは、従来の太軸フックの弱点を克服し、まさに次世代のジグヘッドと言える存在です。この記事では、その特徴を徹底解剖しインプレしていきます。

太軸タイプは2025年10月頃に発売予定です

目次

LG HEAD Type SWIM 太軸とは?

強度が約2倍!大物対応の太軸仕様

ジグヘッド選びで最も重要な要素のひとつが「フック強度」です。特にギガアジや尺メバルのような大型ターゲットを狙う際、細軸フックでは折れや曲がりが発生し、悔しいバラシにつながることも少なくありません。

そこでJACKALLが投入したのが、線径0.68mmの太軸仕様フック。従来のオリジナルモデル(線径0.57mm)に比べ、なんと約2倍の強度を実現しています。数字だけを見ると、単なる“硬いフック”に思えるかもしれませんが、この強度がアングラーに与える安心感は計り知れません。

「ドラグを絞っても伸ばされにくい」という点など、特にバチコンゲームでは、一瞬のやり取りで強烈な引き込みに対応できるかどうかが釣果を左右します。強度不足で後悔した経験を持つアングラーにとって、この仕様は大きな信頼を置ける要素となるでしょう。

さらに、バチコンにありがちな真鯛などの大物ゲストにフックを折られるシーンなどでも、太軸フックのタフさが活きてきます。フックの信頼性があるからこそ、攻めのやり取りが可能になるのです。

太軸でも貫通力が抜群な理由

「太軸=強いけど刺さらない」という常識を打ち破ったのが、このLG HEAD Type SWIM 太軸の最大の特長です。太いフックは一般的にフッキングパワーが伝わりにくく、掛かりが甘くなることが多いのですが、本モデルは徹底した設計思想によってその弱点を克服しています。

まず注目すべきは、フックポイントのストレート設計。針先とシャンクの方向が一直線になっているため、アングラーのロッドワークから伝わる力がロスなく針先に集中します。ギガクラスのアジや尺メバルはもちろん、口の硬い真鯛などにもスムーズにフックが貫通し、確実な掛かりを実現します。

さらに、表面処理に採用されたのが「PTFEアーマー」です。地球上で最も摩擦係数が低い素材のひとつであるPTFEをコーティングすることで、驚くほどの刺さりを実現。太軸でありながら、細軸フック並みのフッキング性能を体感できるのです。

「フッキングの瞬間に違和感がない」「太軸とは思えないほど一瞬で刺さる」、この技術が高い評価を受けていることが分かります。

レンジキープ力と素早いフォールを両立

レンジキープ力と素早いフォールを両立
レンジキープ力と素早いフォールを両立

ジグヘッドの使いやすさを左右する要素として、レンジキープ力フォール姿勢は欠かせません。特にバチコンやナイトゲームでは、狙ったレンジに正確にルアーを送り込み、その位置を維持することが釣果の鍵となります。

LG HEAD Type SWIM 太軸は、特徴的なセンター重心設計を採用。ヘッドの重心がフックシャンクの延長線上に位置することで、フォール時に余計なスパイラルやブレを抑え、素直かつ素早く沈む特性を持ちます。これにより、レンジへの到達が早くなり、アングラーが狙う層をピンポイントで攻略できるのです。

TSURI TRENDS編集部

強いて言えば、ワームキーパーが付いてたら最高だったかな!

また、レンジキープ力にも優れており、横方向のスイミングでも安定した姿勢を維持します。これによって、潮流や風の影響を受けにくく、ルアーを思い通りにコントロールすることが可能になります。

「フォールスピードが速いのにレンジキープ力もある」「風が強い状況でもレンジを外さず誘える」。特にバチコンゲームでのレンジ攻略において信頼を得るポイントとして重要なところです。

アングラー目線で便利な仕様

大型ラインアイ
大型ラインアイ

実釣での快適さを考え抜かれている点も、LG HEAD Type SWIM 太軸の大きな魅力です。強度や刺さり性能だけではなく、細部にわたってアングラーが扱いやすい工夫が盛り込まれています。

まず注目したいのが、大径ラインアイです。冬場のナイトゲームや指先がかじかんだ状況でも、ラインやスナップを容易に通せる設計になっています。これにより、ストレスなく素早く仕掛けを交換でき、集中力を切らさず釣りに専念できます。

gの刻印とマイクロバーブ
gの刻印とマイクロバーブ

次に挙げたいのが、マイクロバーブ仕様。バーブ(返し)はフックの掛かりとバラシ防止に直結する要素ですが、大きすぎると刺さりを妨げ、小さすぎると魚が外れやすくなります。LG HEAD Type SWIM 太軸は絶妙なサイズに設計されており、貫通力を損なわず、かつファイト中のバラシを最小限に抑えます。

さらに、側面に施されたフラット加工と刻印も便利なポイントです。ワームを真っ直ぐ装着しやすく、フックを外す際もつまみやすいため作業性が向上。また、大きなウェイト刻印は視認性が高いだけでなく、凹凸が滑り止めの役割を果たし、実際のフィールドで非常に扱いやすく仕上がっています。

こうした細やかな配慮は、釣果に直結する小さな差を生み出します。特に長時間の釣行や、夜間の繊細なゲームではアングラーの大きな味方となるでしょう。

サイズ展開とコストパフォーマンス

どれほど性能が優れていても、選びやすさや価格が伴わなければアングラーにとって「使い続けられる道具」にはなりません。その点でもLG HEAD Type SWIM 太軸は非常にバランスの取れた製品です。

ラインナップは0.2g / 0.4g / 0.6g / 0.8g / 1.0gの全5種類。いずれも#6フックを搭載しており、軽量リグでの繊細な誘いから、少し重めで素早くレンジを刻む釣りまで幅広く対応できます。特にバチコンゲームでは、状況に応じてシンカーの重さを細かく使い分けることが重要になるため、このサイズ展開は非常に実用的です。

TSURI TRENDS編集部

価格はお手頃目なのが非常に助かります!

また、価格は5個入りで税込495円。ハイエンドな性能を備えながらも、このコストパフォーマンスはアングラーにとって嬉しいポイントです。特に根掛かりリスクのあるエリアでの釣行では、消耗品であるジグヘッドの価格設定は重要な要素となります。

「強度・刺さり・使いやすさを考えると、この価格帯は破格」で、コスパの高さがユーザーの満足度を後押。実戦投入のハードルが低いため、多くのアングラーにとって常備しておきたいジグヘッドとなるでしょう。

まとめ

JACKALLの新作ジグヘッド LG HEAD Type SWIM 太軸 は、従来の「太軸=鈍い」というイメージを覆す革新的な製品です。

  • 線径0.68mmの太軸仕様で約2倍の強度を実現
  • ストレート設計とPTFEアーマーで抜群の刺さりを実現
  • センター重心設計によりレンジ攻略と安定したフォールを両立
  • 大径ラインアイやマイクロバーブなどアングラー目線の工夫が充実
  • 5ウエイト展開・5個入り495円という高いコストパフォーマンス

これらの特徴は、バチコンやナイトゲーム、ギガアジや尺メバル狙いといったシーンで確かなアドバンテージとなります。

強度・刺さり・使いやすさを兼ね備えたLG HEAD Type SWIM 太軸は、まさに「太軸ジグヘッドの新基準」と言える存在です。これまで太軸に不安を感じていたアングラーこそ、一度手に取って試してみる価値があります。

次の釣行で、このジグヘッドがあなたの“本命”をキャッチする強力な武器となるはずです。

出典:ジャッカル

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