船釣りの中でも人気の「タイラバ」はその技術の進歩が顕著な釣りジャンルの一つ。
今回はジャッカルから新たにリリースされたタイラバロッド「スイッチスティック」の特徴や使用感について紹介します。このロッドは従来のジャッカルの人気タイラバロッドである「ビンビンスティック」を超える新しいコンセプトで設計されました。短いロッド長で高い操作性と感度を実現しています。アングラーの皆さんにとって、この新しいロッドがどのように役立つのかチェックしていきましょう。
最近は色んなジャンルでショートロッドが増えてきてます。たしかに、取り回しが良く使いやすいです。ただし、波があったり釣座が高いと使いにくい事もあるので注意。
スイッチスティックとは?そのコンセプチュアルな設計
スイッチスティックの最大の魅力はその短さにあります。全長5ft5in(約1.65m)というこのロッドは、ジャッカルが新たに市場に投入したタイラバ専用ロッドです。従来のロッドに比べて取り回しが格段に良く狭い場所での操作性に優れています。また短いロッドは食い込みが良く、繊細なアタリを逃さず、直接的なファイトを楽しむことができます。
モデル別の特性と使用シーン
「スイッチスティック」には、異なる釣法に対応するための3つのモデルがあります。
SS-C551、SS-C552、SS-S553の各モデルは、それぞれの釣りスタイルに最適化されており、釣りの状況に応じて最適な一本を選ぶことが可能です。
SS-C551モデルはドテラ釣法専用で、非常に柔軟なフルソリッドの設計が特徴です。このモデルは、タイの引きにしなやかに対応し、安定したファイトを実現します。SS-C552はバーチカル釣法に適したモデルで、高弾性カーボンを使用しており、軽量でありながら強度と感度が高いのが特長です。最後に、SS-S553はキャスティングタイラバに特化したスピニングモデルで、ショートレングスが特に浅場でのキャスティングに効果的です。
SS-C551
SS-C551はスーパーウルトラライトクラスで設計されたフルソリッドタイラバロッドです。全体が一体のカーボン素材で作られており、非常に高い柔軟性を誇ります。この柔軟性が、タイの繊細な引きをしっかりと受け止め、安定したファイトを可能にします。ドテラ釣法に特化しているため、このロッドを使えば、魚との一対一の勝負が格段に楽しくなること間違いありません。重さはわずか98グラムと軽量で、長時間の釣行でも疲れにくい設計になっています。
SS-C552
SS-C552はウルトラライトクラスで、チューブラーモデルのタイラバロッドです。高弾性カーボンを採用しているため、軽量でありながら高い強度と優れた感度を兼ね備えています。バーチカル釣法に最適化されたこのロッドは、タイラバの微細な動きを直接手に伝えることができ、アタリを見逃すことが少なくなります。ストレートガイドの設定がキャスティング性能をさらに高め、より精密な操作が可能です。
SS-S553
SS-S553はライトクラスのスピニングモデルで、特にキャスティングタイラバに特化しています。5ft5inというショートレングスは、特に浅場でのキャスティングに最適で、ターゲットに対して高い精度でルアーを届けることができます。このモデルはチューブラー設計でありながら、軽い操作感と、魚に対するダイレクトな感触を提供します。ショートロッドの利点を最大限に活かし、キャストの正確さを向上させています。
各モデルのスペック
モデル名 | 長さ | 重量 | ルアー重量許容 | ライン | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
SS-C551 | 5’5″/1.65m | 98g | 最大 160g | PE 0.6-1.0 | ¥49,500 |
SS-C552 | 5’5″/1.65m | 83g | 最大 160g | PE 0.6-1.0 | ¥48,400 |
SS-S553 | 5’5″/1.65m | 82g | 最大 160g | PE 0.6-1.0 | ¥47,850 |
ショートロッドの楽しさを存分に味わえるタイラバロッドになっています。
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