ソルトルアーフィッシングは、釣って楽しいだけでなく、食べても美味しい魚を狙うことができる魅力的な釣りのスタイルです。特にハードロックフィッシュは、テクニカルなルアー操作やフッキング後のパワーファイトが特徴で、多くのアングラーに人気があります。この記事では、ダイワの最新「24ハードロック X」シリーズのロッドについて詳しく紹介し、その魅力と使用方法について解説します。ハードロックXの発売は2024年5月予定

ダイワのXシリーズは入門カテゴリのロッドですが、見た目も良く手頃でコスパの良いロックフィッシュロッドになってます!
24ハードロック Xの特徴
高感度で着底を感じる
ハードロック Xは、高い感度を持ち、底を感じやすい設計が施されています。これにより、根魚が潜むエリアを効果的に探ることができます。
強靭なバットで引き寄せる
このロッドは、魚が岩の隙間に逃げ込む前に強靭なバットで引き寄せることが可能です。これにより、大型の根魚をしっかりとキャッチすることができます。
ブランクの強化構造
ブランクのバットセクション最外層をカーボンテープでX状に締め上げることで、ロッド操作時のパワーロスを抑制しています。これにより、操作性の向上が図られています。
各モデルの紹介
86M
オールラウンドスピニングロッドで、夜のクロソイや小魚の群れについたアイナメやオオモンハタを狙う際に最適です。ジグヘッドリグの中層スイミングやボトム狙いのテキサスリグの遠投に対応します。
90MH
重量級リグを遠投するハイパワースピニングロッドで、遠くの根からモンスターを誘い出すことができます。先重りしない設計により、細かな操作も卒なくこなせます。
83MB
テキサスリグを軽快に操るスタンダードベイトモデルです。遠投性と操作性に優れており、あらゆるシチュエーションで使用できます。
スペック表
アイテム | 全長(m) | 継数 | 仕舞寸法(cm) | 標準自重(g) | ルアー重量(g) | 適合ライン ナイロン(lb.) | 適合ライン PE(号) | メーカー希望本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HARDROCK X 86M・K | 2.59 | 2 | 134 | 150 | 5~35 | 10~25 | 0.6~2.0 | 16000 |
HARDROCK X 90MH・K | 2.74 | 2 | 142 | 160 | 7~45 | 10~25 | 0.8~2.5 | 17500 |
HARDROCK X 83MB・K | 2.51 | 2 | 130 | 145 | 5~35 | 10~25 | 0.6~2.0 | 17000 |
HARDROCK X 86MHB・K | 2.59 | 2 | 134 | 167 | 7~45 | 10~25 | 0.8~2.5 | 18000 |
使用感とインプレ
86Mのインプレ
夜釣りでクロソイを狙う際に使用しましたが、キャストフィールが非常に良く、着底も明確に感じることができました。フッキング後も、しっかりと魚を引き寄せることができました。
90MHのインプレ
大型の根魚を狙う際に使用しましたが、遠投が非常にスムーズで、遠くの根魚も確実に捉えることができました。操作性も高く、長時間の釣りでも疲れにくい設計です。
ダイワテクノロジーの詳細
BRAIDING Xの効果
ダイワの「BRAIDING X」技術は、ロッドのバットセクション最外層をカーボンテープでX状に締め上げることで、ネジレを抑制し、パワーロスを防ぎます。この技術により、細身のまま高い強度を保ち、持ち重り感を低減することで、操作性を大幅に向上させます。
ステンレスフレームKガイド
ハードロック Xは、スピニング、ベイト両方のモデルでステンレスフレームKガイドを採用しています。このガイドは糸絡みを軽減し、向かい風や荒天時でもストレスなくキャストすることができます。
FUJI製リールシート
このロッドには、スピニング(VSS)とベイト(TCS)共にFUJI製のリールシートが採用されています。これにより、ルアー操作時の細かな動きが可能となり、フッキング後のファイトにも集中できます。
24ハードロックXの使い方
初心者向けガイド
初めてハードロックフィッシュを狙うアングラーには、ハードロック Xは最適な選択です。このロッドは操作が簡単で、重いリグも扱いやすく、強力なバットで根魚を引き寄せることができます。
ルアー選びのポイント
ハードロック Xを使用する際には、適切なルアー選びが重要です。例えば、夜釣りでは光を反射するルアーや音を出すルアーが効果的です。また、ボトムを狙う場合は、テキサスリグやジグヘッドリグが推奨されます。
フッキングとファイトのコツ
根魚を釣る際には、素早いフッキングと強力なファイトが求められます。ハードロック Xは、その強靭なバットで魚をしっかりと引き寄せることができるため、魚が岩の隙間に逃げ込む前にキャッチすることが可能です。
インプレ
磯での使用体験
磯でハードロック Xを使用した際、強風下でも安定したキャストが可能でした。ステンレスフレームKガイドのおかげで、糸絡みも少なく、快適に釣りを楽しむことができました。大物の根魚も問題なく引き寄せることができました。
ボートからの釣り
ボートからの釣りでは、ハードロック Xの高感度が非常に役立ちました。底を感じやすく、細かなルアー操作が可能で、魚の反応をすぐに感じ取ることができました。また、FUJI製リールシートのおかげで、長時間の釣りでも手が疲れにくい点が特に良かったです。
釣行の準備と注意点
必要な装備
ハードロック Xを最大限に活用するためには、適切な装備が必要です。リールやライン、ルアーなど、釣行に必要なアイテムを事前に準備しておきましょう。また、予備のリールやラインも持参することをお勧めします。
スピニングリールならダイワLT3000番クラス、ベイトリールならバス用ですが24タトゥーラ TW100などが最適だと思います。
安全対策
磯やボートからの釣りは、常に安全を第一に考える必要があります。ライフジャケットの着用や、天候の確認を怠らないようにしましょう。また、周囲の状況を常に確認し、安全な釣りを心がけてください。
まとめ
ハードロックXは、その高性能と使いやすさで、多くのアングラーから高い評価を得ています。初めてロックフィッシュ釣りに挑戦する方から、ベテランのアングラーまで、幅広い層に対応できるロッドです。24ハードロックXを使って、ソルトルアーフィッシングの楽しさを存分に味わってください。このロッドが、あなたの釣りライフをさらに豊かにすることを願っています。
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