ジギングを極めたいアングラーにとって、タックルの選択は極めて重要。二枚潮や深場でのジグ操作が難しい状況では、ロッドの性能が釣果を大きく左右します。
ダイワの最新ジギングロッド「ソルティガ J レブリミット(SALTIGA J REVLIMIT)」は、そんな厳しい環境下での釣りに対応すべく開発されました。本記事では、ソルティガ J レブリミットの特徴や、各モデルのスペック、プロアングラーによるインプレッションを詳しく解説していきます。
ソルティガ J レブリミットとは?

ソルティガ J レブリミットは、ヘビーウエイトジグを自在に操るために開発されたジギングロッドです。開発には清水一成・小中孝浩というジギングのエキスパートが携わり、長期間のフィールドテストを経て完成しました。
- 5.4ftのレングス:短すぎず長すぎない絶妙なバランス
- 高反発ブランク:ジグの動きをダイレクトに伝える
- 身体負荷の軽減:長時間の釣行でも疲れにくい
- ヘビーウエイトジグ対応:MAX800gのジグまで使用可能
- 脇挟みでの使用を想定した設計:グリップやリールシートの位置が最適化
ダイワの最新テクノロジーを搭載







ソルティガ J レブリミットには、ダイワ独自の最新技術が惜しみなく投入されています。
感性領域設計システム [ESS]
「ひずみエネルギー」を解析することで、ロッドの性能を数値化。最適なバランスと操作性を実現。
AGS(エアガイドシステム)
カーボンフレームを採用した軽量・高感度ガイド。
従来のチタン製ガイドより約3倍の剛性を誇り、わずかなアタリも逃しません。
X45フルシールド
ロッドのネジレ剛性を向上させ、ジグ操作時のブレを軽減。
正確なアクションが可能になります。
ZERO-SEAT(アクティブホールドトリガー)
リールシートを脇挟みに最適な位置に配置。
長時間の釣りでも疲労を軽減します。
HVF NANOPLUS
カーボン繊維の密度を高めることで、軽量化と高強度化を両立。
ラインナップとスペック
ソルティガ J レブリミットは、ターゲットや水深に応じて3つのモデルが用意されています。
モデル | 全長(m) | ルアー重量(g) | 適合PEライン(号) | 主なターゲット |
---|---|---|---|---|
54B-4 | 1.63 | MAX 400g | MAX 4 | カンパチ・ヒラマサ・マグロ |
54B-6 | 1.63 | MAX 600g | MAX 5 | 深場のカンパチ・マグロ |
54B-8 | 1.63 | MAX 800g | MAX 5 | 強烈な二枚潮の深場 |
プロアングラーによるインプレッション

清水一成テスターの評価
「これまでにない、ハイレスポンスなジギングが可能なロッドです。短すぎるロッドだと何をしているかわからなくなるし、長すぎると操作性が悪くなる。その中間として5.4ftという絶妙なレングスに設計しました。」また、マグロやカンパチとのファイト時の強さについても高く評価。 「ロッドの長さが絶妙で、船縁にラインが擦れるリスクを最小限にできるのも大きなポイントです。」
小中孝浩テスターの評価
「従来のスロージギングロッドとは一線を画す、ハイレスポンスな釣りを可能にするロッドです。速いジャークからスローな誘いまで、バリエーション豊かなアクションに対応できるのが特徴。」また、リールシートやグリップの設計にも触れ、 「脇挟みを前提とした最適なグリップ形状になっており、長時間の釣行でも疲れにくいのが魅力です。」
ソルティガ J レブリミットの使い方と適したフィールド

二枚潮のエリア
潮の流れが複雑なエリアでは、ジグを確実に操作するために高反発ブランクが有効。
PEラインの選択も重要で、細めのライン(MAX5号まで)を使用することで潮の抵抗を抑えることができます。
深場のカンパチ・マグロ狙い
水深200m以上のフィールドでは、ロッドのしなりと反発力を活かしてジャークするのがコツ。
適切なジグウェイトを選択し、リズムよくしゃくることで、ターゲットの捕食スイッチを入れることができます。
高速ジャークによるリアクションバイト狙い
ヘビーウエイトジグを使った高速ジャークで、活性の高い魚を狙う釣りに最適。
特に、マグロやヒラマサのリアクションバイトを引き出すのに有効です。
まとめ
- 二枚潮や深場でのジギングに挑戦したい方
- カンパチ・マグロ・ヒラマサなどの大物を狙いたい方
- ジグ操作の自由度を高めたい方
- 長時間の釣りでも疲れにくいロッドを探している方
- プロアングラーが推奨する高性能ジギングロッドを探している方
ソルティガ J レブリミットは、単なる「硬いロッド」ではなく、バランス・操作性・パワーを兼ね備えた次世代のジギングロッドです。「夢の魚を獲る」ための1本として、ぜひチェックしてみてください!
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